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働くということを考える

こんにちは、わさまいです。
ゼミの中で『日本でいちばん大切にしたい会社』という本の「日本理化学工業株式会社」についての文章を読む機会がありましたので、ぽつぽつと感想を書いていきます。


働きたくない!!

まだ学生の私は常々、働きたくない!!と感じています。中学生の頃から、「私は働きたくないので、大学まで行きたいです!」と先生に話していたくらいです笑

厳密には、働きたくないというより、自分がちゃんと働けるのか不安・・・というのがありますね。大学生である今でもバイトはまったくしていません。(過去に一度、学生主体のプロジェクトに参加したときに、お給料っぽいものをいただいたことがあるくらいです。)そんな状態なので、働いてる人を見るたびに、すごい!!と感じます。

それに加えて、仕事=つらいというイメージがあるからというのもあります。就職したら、朝起きて仕事して帰ってきたら寝るの繰り返し・・・と思うと、まだ働きたくないなぁと感じてしまいます。でも、バリバリ働く自分はかっこいいかも・・・と思ったりもします。何のために働くのか、ということが楽しく仕事をする上では大事なのかもしれません。

日本理化学工業株式会社とは

日本理化学工業株式会社は、障害者雇用率が社員の7割に及んでいる会社です。その会社は、利益を上げるためではなく、社員が誇りを持って働き、皆が幸福を感じられる会社になるために存在しているそうです。

障害者雇用を始めたきっかけは50年ほど前、養護学校の先生が「卒業予定の子どもを採用してほしい」と会社を訪ねてきたことだそうです。その先生が言うには、「このままでは、子どもたちは働く喜び、働く幸せを知らないまま施設で死ぬまで暮らすことになってしまう」とのことでした。その姿に社長は心を打たれ、障害をもつ子どもたちに就業体験をさせてあげることになったのです。そして、最終的には採用にまで至りました。

働くことで得られる幸せ

特に、文章の中で印象に残っているのは、働くよりも施設でのんびり暮らしたほうが幸せなのではと疑問に思った社長が、お坊さんにそのことを訪ねたときの言葉です。そのお坊さんが言うには、「幸福とは、①人に愛されること、②人にほめられること、③人の役に立つこと、④人に必要とされることです。そのうちの②人にほめられること、③人の役に立つこと、そして④人に必要とされることは、施設では得られないでしょう。この三つの幸福は、働くことによって得られるのです

この言葉を聞いて、なるほど!と納得しました。確かに、自分は誰かの役に立っている、必要とされていると思うと、うれしいし、自分に自身が持てますよね。「ありがとう」と言われて、うれしく思うのは、こういうことからか!と。

そして、上記の三つの幸福は、承認欲求を満たすことと近いのではないかとも思いました。他人から認められたい、自分を価値ある存在として認めたいという思いは、子どもから大人まで誰もが持っているものです。働くということは、この承認欲求を満たす絶好の機会なのかもしれません。

何のために働くのか

では、どのようなことを意識して働けば、その幸せを得られるのでしょうか?

何のために働くのかを考えたとき、様々な回答があると思います。生活を維持するため、家族を養うため、やりがいを得るため、社会の役に立つため・・・などなど。これらの目的は、2種類に分けることができると思います。働いた結果(=お金)を得ることが目的か、働くこと自体が目的かです。私は、働く幸せを得るためには、後者=働くこと自体に意義を見出せるかが重要だと感じました。

この仕事ってやる意味あるのかな・・・と思いつつも、お金を得るために渋々働くのは、あまり楽しい時間ではないですよね。この仕事をすることで、どのような人が助かっているのか、自分は何に貢献しているのかを意識すると、楽しく働くことができるのではないかと思いました。


ここまで、働くということについて、自分なりに考えてみました!(働いたことはないので、説得力は皆無ですが・・・笑)
就活の準備も始まった時期なので、こういうことを考えつつ、就職先を探していきたいと思います!

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