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長襦袢を縫う① ~裁断~
和裁書の内容に部分部分で沿いながら作っていきます。
縫いやすさを重視して、ポリエステルの長襦袢反物で作っていきんす。
正絹は数本持っていますがさらさらすぎて縫える自信がまだありません。
無双袖とたて衿以外は浴衣と作り方が似ています。
最近はなるべくチャコ印を減らすように努力しています。手で印をつけていくと少なくて済みますね。
型紙と各サイズは下からどうぞ。
1.1 裁断する
ここでは標準サイズで作っていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1700898511734-KhQRlMVdjA.png?width=1200)
通常は逆ですが、図1のようなイメージで裁断していきます。
1.2 それぞれの長さ
ここで裁断に必要な用尺を下に記載します。
身頃:(身丈130cm+内揚げ10cm+裾折り返し10cm+つまみ縫い2㎝+縫い代1㎝)×2×2枚=306cm×2枚 (612cm)
無双袖:(袖丈キセ48.2cm×2倍+縫い代3cm×2)×2×2枚=204.8cm×2枚 (409.6cm)
たて衿:(たて衿丈112cm+上縫い代2㎝+下縫い代3㎝)×2枚
残りは衿
12mの長襦袢反物で無双袖で裾を袷にした場合、衿が確実に足りなくなります。ですので、衿は別に生地を用意するか、長襦袢の残りを上手くつなげてください。半襟を上からつけるのでつなげていても気にならないと思います。もしくは、どれかをあきらめるか2反用意する、13m以上ある長襦袢反物を用意してください。
まとめ
私は裁断だけでも1時間以上かかる人間なので、今回は裁断だけ。
次は印付けについてと、余裕があれば無双袖の縫い方も簡単に記載したいと思います。
それでは。