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生きる人の幸せはどこに1

ChatGPT。自然言語で使えるAIのすごさに慄いている。

マルチタスクをこなす個人事業主としては良き相棒になれるんじゃないかとか、ずっと実現したかった制作ができる予感でわくわくする一方で、世の中全体の経済活動のスピードが増していくのが怖い。誰かの仕事もなくなっていく。想像すると息切れする。

ここ数年、プログラミングという仕事が周辺にこびりついてきた。とても便利なのだけど、仕事の上での思考プロセスが真逆の方向を向き始めている感じがしている。情感挟まず合理的にやや英語みたいな文法でコミュニケーションを求められることが増えてきた。

いろんな技術革新は人の労働負担を軽くするためのはずなのに、必死になるほどスピードに飲み込まれて止まれなくなる。これからはAIを使いこなせるか否かで社会階層が出来上がっていくんだろうな。

作らなくてもいい。考えなくてもいい。じゃあ人は何して生きていくんだろう?もうすでに技術革新で仕事が楽になった人たちはどんな時間を過ごしているんだろう。

建築のイラスト図解を描く女性のワークショップが瞬く間に満員になったそうな。

20年前に建築事務所に出入りしていたパース屋さん。気が付けば存在すら聞かなくなった。いつの間にかコンピューターグラフィックに変わっていった。あのパース屋さんみたいな仕事がいま脚光を浴びてるのか。

自分の手で何かを作りたい人は潜在的に多いのかなと感じている。でも、責任を伴わず楽しく、気の向くままにという感じだろうか?

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