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【コロナ解体新書21】 実はロックダウンは無意味だった? 世界のデータから明らかになった本当のコロナ対策とは?

※こちらはYoutubeチャンネル「和佐大輔/疾走する車椅子社長」の【コロナ解体新書】実はロックダウンは無意味だった?世界のデータから明らかになった本当のコロナ対策とは? を書き起こして編集したものです。

和佐:どうも、和佐です。

今回もコロナ解体新書として、木坂さんとコロナについて話していきたいと思います。よろしくお願いします。

木坂:はい、お願いします。

--ロックダウンの目的は感染者の減少ではなく○○--

和佐:今回はですね、前回の対談でもチラッと出てきた、「ロックダウンの効果って、あんまりないんじゃないの?」っていう説ですよね。

そういうのが、海外ではもう、議論され始めてるってことだったと思うんですけど、それが覆されるんだったら、なおさら緊急事態宣言の意味は、よくわかんなくなってくるじゃないですか?

木坂:いや、おっしゃる通りで…。だからこそ、段階的に緩和の方向に世界は向かってる。

要するに、出口を探し始めてるんだけど、正確に言うとロックダウンが”効果がない”って言った時の”効果”とは何かっていう話だよね?

和佐:そうですね。

木坂:ロックダウンって、そもそも論として何のためにしてたか覚えてます?

和佐:海外のはわかんないですけど、日本がやろうとしてるのは、”接触を減らす”ってことですよね?あとは、人が移動しないようにするとか…。

木坂:それは、何のためですか?

和佐:接触するから”感染する”っていうことじゃないですか。

木坂:そうですよね。まず、”感染を減らしたい”とかいうことですよね。

“感染を減らす”ってことは、どういうことかっていうと、”ウイルスが増えない”ってことだから、”ウイルスが根絶に向かっていく”という話じゃないですか?

(実は)“そうじゃない(ウイルスが根絶されるわけではない)んだ”っていうことを、みんなが思い出し始めたっていう感じかな。

和佐:あ~…、そういうことなんですね。

そうか、ロックダウンが感染拡大にまったく意味がないっていう訳じゃなくて、そもそも封じ込める意味あるの?っていうことになったってことですね。

木坂:つまり、ロックダウンっていうのは、”感染者とかを減らしたい”とか、”ウイルスを根絶したい”とか、そういう目的で始まってないんだよね。

どういうことかっていうと、約2ヶ月ぐらい前に欧米が、「ピークカット戦略」とか、「集団免疫」とかいって、ロックダウンし始めた頃を思い返して欲しいんだけど…。

和佐:もうなんか、あんまり言われなくなってません?

木坂:そういうこと、言われてたでしょ?

和佐:言われてましたね。

木坂:ロックダウンの目的っていうのは、それ(ピークカット戦略)だから。

つまり、感染者を減らしたいんじゃなくて、(感染者の)ピークを後ろにずらしたいのね。そのために、ロックダウンしてたんだよ。だけど、世の中の人々は、そういう小難しい話が理解できていないよね。

ロックダウンする…、人が触れ合わなくなる…、感染が減る…、ウイルスも減る…、以上。みたいな話に、どんどんなってっちゃったのよ。

“ウイルスを根絶するために、ロックダウンする”みたいな錯覚が、世界を支配しちゃったんだよ。ただ、残念ながら、ウイルスなんていくらでも増えるんだから、そんな効果はないわけですよ。

これは、よく今回のコロナの話をする時に、100年前のスペイン風邪が例に出されると思うんだけど、「スペイン風邪ってどうやって終わったか知ってます?」って聞くと、誰も知らないのね。何となく終わったの。

和佐:確かに、いっぱい死んだってのは、イメージとしてありますね。

木坂:5000万人ぐらい死にました。みたいな話は皆知ってんだよ。

第二波、第三波も来ましたみたいな話も知ってんだよ。でも、明確に”どうやって感染が収束したか”は誰も知らないんだよ。気が付いたら”ふんわり終わってた”の。

それが、”集団免疫になったかどうか”すらわかんないんだよ。これは、おそらくなってないの。そういう記述は一個もないし調べても調べた研究もない。

少なくとも俺は発見できなかった。”ふんわり終わった”のね。

直近の新型インフルエンザ、これもWHOがパンデミックっていう風に宣言したけど、これもね、”ふんわり終わった”の。

感染症っていうのは、歴史的に言うと”ふんわり終わる”んだよね。(笑)

和佐:もはや解明されてないと…、一応、集団免疫みたいなことは言われるけど。

木坂:言われるけど、”ふんわり終わってる”のが実際のとこなの。

だから、ロックダウンっていうのは(感染者数の)ピークを落として、後ろにずらしていくことによって、「それは何のためにしてんですか?」って言うと目先の死者とかを減らしたいんじゃなくて、「医療キャパの範囲に患者を収めたい」んだよ。

ただそれだけなの、目的っていうのは。だから別に”死者が減る”とか、”感染者が減る”とかは、元々ロックダウンで何の効果も期待されてないのね。なんだけど、一般の人はそれを期待したの。

そしたら、ロックダウンした後も犠牲者が増え続けて、ロックダウン意味ねぇじゃんっていう話が出始めてるのね。

それは正確に言うと、大衆の人々が期待したという意味では、ロックダウンは全く意味がないんだけど、そもそも専門家が言ってるロックダウンは”ピークカット”の話だから、そういう意味では、ある程度効果はあるわけ。

和佐:グラフでよく出されるやつですよね。

ピークの部分の例えば赤線みたいになってるのが医療キャパっていうので。それを超える感染者が出ると医療崩壊するからってことですよね。

木坂:ベルカーブ、よく釣鐘型の上に凸のカーブでさぁ…。

これをピークカットすると、ピョ~ンってへらた~い釣鐘カーブになって、後ろに伸びていくじゃん。あの関数とX軸で作られる面積が感染者数だから、(ピークカットしてもしなくても)積分したら同じ面積だから、いくらロックダウンしても感染者数は減らないんだよ。

和佐:そういうことですね。

木坂:そもそも、面積が減らないから。(ロックダウンすれば)感染者が減るとか、ウイルスが根絶できるとか、特に積分ができない人たちは勘違いしたんだよ…。

多くの人々は錯覚したんだよね、元々、そんな効果はロックダウンにはないんですよ。

和佐:でも一応、医療崩壊しなければ、致死率はまあ元々の致死率なんで下がるだろうってことですよね?

木坂:短期的にはね。だけど結局それは生活を戻したら変わらないんだから。

結局、ロックダウンは何やってるかっていったら、医療キャパに患者を押さえながら、”ワクチンなり薬なりができるのを待ちましょう”っていう…、”ダラダラしましょう”っていう…、”のらりくらりやり過ごしましょう”っていう戦略だったわけ。

これは俺がサロンでずっと書いてることじゃん。だけど残念ながら、僕らのサロンに入ってない人達は(ロックダウンの意味を)理解できないんですよ。

和佐:でも、日本もなんかちょっと過激になってきたじゃないですか?だって、(ロックダウンを)延長するって言ってるわけなんで。

アメリカのニューヨークとかは、感染爆発して医療崩壊起きちゃったから、ロックダウンてのは意味わかるじゃないですか?

木坂:あれはしょうがないよ。

和佐:でも、延長する根拠はあんまりないし。

木坂:医療キャパに収まってるんだったら、もうロックダウンはお役まっとうしてるのよ。

和佐:そういうことですよね。

--感染ピークを遅らせて死亡リスクを減らせ!--

木坂:もちろん、これロックダウン解除したら医療キャパを超える可能性はあるよ。だから、その時に重要になってくるのが実効再生産数でしょ。

ドイツとかは毎日、明確に実効再生産数がいくつだっていうのは公表してんだよ。「1.2だったらこのぐらいで医療崩壊します。」、「1.1だったらこのくらいで医療崩壊します」とかっていうのを全部出してんのね。

例えば、「今週は。もう総じて(感染者数は)このぐらいだから、これが続くんであれば少し(ロックダウンを)緩和しましょう」と。「1.1までは我々は許容できます」みたいなことを明確に言うのね。

だから、すごくわかりやすいんだよ。そういう当初のロックダウンの本来の目的(ピークカット)に、一周回ってやっと人々が耳を傾け始めたっていう感じ。

和佐:なのにも関わらず、何故か日本は逆に欧米を真似しようとしてるわけですよね?

木坂:そう、2ヶ月前の欧米をね。

和佐:そういうことですよね。

木坂:日本なんか、医療キャパ全然あるんだもん。「医療崩壊寸前です」とかよく言われるんだけど、残念ながら日本の”医療崩壊”っていうのは、欧米でなってる”医療崩壊”とは質が全然違うのね。

まともに医療がなされるんであれば、例えば、”ベッドの数”であるとか、”人工呼吸器の数”であるとか、まだめちゃくちゃ、あまってるから。

あとはもう、最適化問題解くだけだから、それをやりゃいいって話なんだけど。

和佐:木坂さんが元々言ってたことですよね。どこを制限して、どこ緩和するのかを決めていきましょうと、「一律制限なんて意味がわかんないよね」ってことですよね。

木坂:サロンの方でコメント書いてくれた人がいるけど、もう町のクリニックとかは、逆にお客さん来なさすぎて、廃業寸前になってるようなところがいっぱいあんのね。だから、もう暇で暇でしょうがなくなってるようなところがいっぱいあんのよ。

医療資源が絶対値として足りないなんてことはありえなくて、今はむしろ医者もあまってんだよ。

だけど、最適化できないだけなの。これは言ってしまえば、食べ物は地球としては余ってんだけど、貧困と飢餓がなくならないみたいなことなんだよ。

最適化問題を解けばいいんだけど、日本の政府は解こうとしないんだよね。

和佐:その話を聞くと、さらに前回(日本政府のヤバすぎる思惑)の話が真実味が出てくるというか…。

木坂:本当味(ほんとうみ)が出てきちゃうよね。本当味が深いよね(笑)

和佐:マジでそうですね。無能なんじゃなくて。

木坂:わかってて、やってるって言うね。馬鹿なんじゃなくて、悪いやつだったっていう可能性はあるよね。

和佐:いや本当に…。なんか嫌ですね。

木坂:どっちにしても嫌だけどね。

和佐:まぁ確かに、馬鹿でも嫌だし…。

木坂:悪でも嫌だし…(笑)

和佐:それってやっぱり、世論に流されるもんなんです?

木坂:政治家の話?流されますよ。だから、世論を見て結論を決めて、それにあうような発表を専門家会議にさせてんだと思うんだよね。

それは、ほとんど大本営発表と一緒の仕組みだから、何の機能もしない。だから、俺もサロンに書いたけど、2ヶ月前3ヶ月前の専門家会議の方が、よっぽど発表は客観的でまともだったよ。

だけど、それがどんどんおかしくなってって、今に至っては、もう論理の論の字もなくなっちゃった。

和佐:テレビもそうみたいですよ。テレビで出てくるコメンテーター、専門家みたいな人に「実際のとこどうなんですか?」って聞くと、「とにかく、危ない危ない」みたいな、その危ない理由はまったく明確じゃないし、支離滅裂なんで。

木坂:なんだろうね?いよいよ、病気なのかなって思うよね。取り憑かれちゃってんのかなみたいな話になってきてんだけど。

だから、ロックダウンの効果がないっていうのは、人々が期待してた効果がないことが明らかになって、一周回って、ピークカットっていう話が、ようやく人々の腑にも落ち始めたっていう感じかな?

和佐:2~3ヶ月たって?

そうですよね。日本でいうところの、今って感染者自体は発表されてる数の10倍とか、もっといるんじゃないかって話しじゃないですか?

木坂:ぜんぜん、いるんじゃないの。

和佐:それを前提に考えると、数字(感染者数)からしてみれば、致死率はかなり低いですよね。

木坂:致命率自体は、相当低いと思うよ。

和佐:だから、前に「40万人死ぬんじゃないか」とか、「60万人死ぬんじゃないか」、みたいなシュミレーションが出てるっていうのもあったじゃないですか。

それも再計算したら、もうちょっと減るかもしれないし、仮に減らないんだったら、もうどうしようもないってことですもんね。

そのピークカットでダラダラ感染者を増やしていくって戦略を取った時に、感染者の総量は変わらないわけじゃないですか?

てことはもう、死ぬ人数は先延ばしになってるだけで変わらないというか、ということですよね?

木坂:その先延ばしになった時間で、例えば、”血圧が高い人は頑張って血圧を下げる”とか、”肥満だった人が痩せて少し健康になる”とか、そういうリスクの減らし方はできると思うよ。

特に今回のコロナは、体が悪いやつが死んでいくリスクが高いわけだから…。

てことは、体が健康になればそれだけ生存率は上がるわけじゃん。

そういう意味では、もしかしたらこのピークカットで(リスクの高い時期を)後ろにずらして(リスクを減らして)いくことはできるかもしれないけど…。

和佐:そういうことですよね。

木坂:人間には、ウイルス自体をどうこうすることはもう難しいからね。

和佐:そう考えるとますますね…、”命を大事に”みたいなスローガンが、もうなんのこっちゃわかんないですね。

木坂:だからドラクエと一緒で、一番使えねえ作戦名なんだよ(笑)

当たり前だから…、この世に(命を)大事にしてないやつなんかいないんだから。当たり前のことを作戦名にしたら終わりでしょ?

和佐:もちろん、”高齢者になるべく接触しないようにする”とかっていう配慮は必要だけど、”若い人同士で会うのをやめる”とか、”家から出ない”みたいなのは、意味がまったくわからないって話ですよね。

--高齢者が感染源になりやすいという事実--

木坂:最近、意外と知られてないんじゃないかなって思ったことがあるんだけど、基本的に高齢者ってハイリスクじゃん。だから、「重点的にケアしていかなきゃいけませんよね?」って話は俺もしてるんだけど、二重の意味で高齢者はハイリスクなんですよ。

それはどういう意味かって言うと、普通さぁ高齢者ってハイリスクですよねっていう時って、死ぬリスクが高い、重症化するリスクが高いって思われてんじゃん。

もちろん、それが一個あるのね。でもね、もう一個あって、高齢者ってウイルスめちゃくちゃ出すの。これ知らないでしょ?

和佐:知らないですね。

木坂:これ何でかね、みんな知らないんだよね。もう、きちんと公式に発表されてんだよ。

和佐:そうなんですね。

木坂:だけどね、これほとんどの人が知らないの。

和佐:それは、どういうことなんですか?咳が多いってことですか?

木坂:どういうことかは分かんないんだけど、ウイルスが上気道っていって、要は喉の上の方というか気管の上の方に、”感染してるウイルスがどのくらい出るか?”っていうのを年齢別に測った研究があんのね。

そしたら、”排出するウイルスが上気道から排出される量”っていうのは、”症状の重さには関係がなくて、年齢に関係があった”の。若い人はほとんど出さないで、老人はめちゃくちゃ出すの。

和佐:それはすごいですね。

木坂:だから、二重の意味で老人を動かしちゃいけないんだよ。

和佐:でもそうなってくると、老人ホームとかでも感染しちゃったら結構大変ですね。

木坂:大変だよ。あ~いうとこで大規模感染すると、バタバタバタって死ぬんだよ。海外ではそうやって沢山死んでるから。

何でこの情報って知れ渡らないんだろう?って、俺はふと不思議になったんだよね。これはもう、きちんと日本でも公式に発表されていることで。

和佐:なるほどね。

木坂:だから、老人っていうのは二重の意味であんまり動かしたらいけないんだよ。

和佐:極論ね、うちのお父さんみたいね。何か”謎にパトロールする”みたいなやついますからね。

木坂:それを辞めさせなきゃいけない。それが一番恐いんだ。そいつらが一番ウイルス出してるから。ウイルス撒き散らしながら、街歩いてるんだから(笑)

和佐:どういうメンタリティなのか、ちょっと分かんないんですけど。

木坂:そうなんですよ。

和佐:「俺らは死んでもいいから」みたいな、そういうメンタリティなんですよね。

木坂:「あなたたちが、色んな人を道連れにするんですよ」っていう話で…。「死ぬなら一人で死ねばいいじゃん」っていう…(笑)

和佐:寂しいのかな~。

木坂:仲間が欲しい(笑)

和佐:もう、わかんないですけど…、放ってますけどね。何言っても聞かないんで。

木坂:そういう(高齢者が感染源になりやすいという)意味でも「若者とか子供とかをこんだけ閉じ込めておく意味っていうのが本当にあるの?」っていうのは、もっと真剣に議論した方がいいことだと思うよ。

和佐:何か議論が止まってますよね。

木坂:そうなんだよ。もう誰も一切、議論してないでしょ。

和佐:特に若い世代の話を聞くと、もうニュースも見てないんで…。

だから、結局ネットで流れてくる情報、twitterで流れてくる情報とか、Youtuberの話してる内容とかだと思うんですね。

それらも、基本的には”ステイホーム”とか、”今は頑張りましょう”みたいな、そういうのしか見てないわけじゃないですか?極論、ジャニーズのチャンネルしか、見てないわけじゃないですか?

木坂:それはまた極論だな~(笑)

和佐:そうなると、もう何か疑問も持たないですよね。

--専門者会議がもはや吉本新喜劇化している件--

木坂:だから、”不当に自分たちの人権が侵害されてる”っていう感覚をもっと持った方がいいし、あと1ヶ月延長されるとかになったら、商売やってる人は、いよいよやばいと思うから…。

さすがに、何らかのアクションを起こす人も出てくると思うけど、やっぱりそれぐらい危機感を持った方がいい…。何の根拠もなく、極めてロックダウンに近い形の現状があるわけじゃん。これはもう、どうかと思うよね。

和佐:本当になんか、パノプティコンかなみたいな感じで監視社会になってますもんね。

他県ナンバーとかが走ってるとあおり運転されたりとか、嫌がらせされたりとかあるらしいんですよ。

木坂:結構、その手の話は聞くよね。もう色んなタイプの差別が行われていると聞くよね。

和佐:いやすごいですね。

木坂:すごい時代になったよ。

和佐:そうですね。なんか、悪いとこ出てますよね、本当に色んなね。

木坂:そうだね。

和佐:人類が培ってきた悪いところが一斉に出てきたみたいな。

木坂:でも、人間のその愚かなところが、これだけ一堂に会する機会ってのは、戦争以外ではなかなかないと思うから…、それを戦争以外で体験できてるって言う意味では貴重な経験だよね。

和佐:パンドラの箱が開いて色んなものが出てきたけど、”最後に希望が残ってる”みたいなね、あればいいんですけどね。

木坂:いや本当だよね、”箱の底に希望があることを希望する”ぐらいしかできないよね。

和佐:希望があるっていうことを信じるしかね。

木坂:最後はもう信じるしかないからね。

和佐:具体的じゃない希望を信じるしかないから。いやもう、本当にそれしかないですね。

木坂:そうなってきたね、いよいよね。

和佐:結局、日本がリーダーシップを取って何かしらをするっていうのは、なかなか厳しそうなことですよね。だから、欧米に習うと言うか…。

木坂:そういう感じになるんじゃない?

専門家会議ってのは本来、状況を客観的に分析して、その結果を政治家に伝えて、その結果を見て政治家が政治判断するっていうのが理想と言うか、本来はそういう形式なわけじゃん?

おそらく、今の状況っていうのは、政治家が決めた結論に合わせて、専門家会議を発表してるんだと思うんだよね。

だから、”大本営発表”みたいになってんだと思うんだけど、支離滅裂じゃん。

和佐:そうですね。

木坂:「実効再生産数ずっと1以下です」、みたいな話がもう出てて、「新規の感染者数は一貫して減少中です」と、「重症患者減少してます」、「死亡者減少してます」…。

累積は何の意味もない指標だから除くとして、「概ね、数字は良くなってます」と…、「だから延長します!」みたいな(笑)

「おかしいだろ!」って、新喜劇だったら全員ズッコケて舞台下まで落ちるやつだろ。

和佐:「順調です!」みたいな感じですよね。「このまま行きましょう!」みたいな(笑)

木坂:「ウソでしょ?」みたいな、どこまでいったら、これ終わるの?みたいな。

和佐:いや本当ね、5月末が恐いな…。

木坂:マジでこの一件によって、5月末が相当恐くなったよね。

和佐:何か、もうちょっと当初はまともにね、進むんじゃないかってことで考えてましたけどね。

木坂:そうなんだよね。さすがにね~、数字が全部好転してるのに「延長!」って言われると思わなかったから。

数字が変わってないとかだったら、「まだ、もうちょっと様子見ましょう」、「2週間延長してみましょう」とかなら、それでも俺はおかしいなとは言うけど、まだわかるじゃん。

全部の指標が改善してんのに、「1ヶ月延長しましょう!」は、早く理由を教えて欲しい。

和佐:教えてくれないんでしょうけどね。

木坂:何かそれらしい話はしてたよ。大臣が言うには「感染者がもっと減らないと、クラスター対策班の仕事が大変だから」って言ってました(笑)

おいおいおい、そいつらの仕事を楽にするためにかよっていう…。

和佐:そうですね、人員増やせよっていう。

木坂:そういう話だったみたいな。緊急事態宣言って、「クラスター対策班が緊急事態だったの?」と思って…。

和佐:あ~医療崩壊じゃなくてね。

木坂:「クラスター対策班が過労死しそうです」みたいな…(笑)そういう緊急事態だったんだったら、最初からそう言ってくれよ。

和佐:どんどん、支離滅裂になってるって感じですよね。

木坂:だから、後出し後出しで、色んなこと言うから…、何も信用できなくなってきちゃってるよね。

「すべての数字は改善しているが、3月中旬の水準には戻っていない」とか、”謎のお話”をし始めたから、なになに?「最初からその目標を決めてたんだったら、教えといて下さいよ」みたいな…。

そんなんいったらさぁ、「3月中旬には回復してても、2月下旬には回復してない」とか
いくらでも言えんじゃん。

和佐:最終的にはゼロになってない(から延長します)っていう話ですよね。

木坂:北大の西浦先生は言ってたよ、「新規の感染者が10人切るまで(緊急事態宣言)やれ」みたいな。

いやいや、どういうこと?それマジで、もう事実上の”鎖国”しかないですけど。

和佐:癌治療延長みたいな話ですもんね。癌なくなりましたよ。でも、もう1ヶ月延長しましょうみたいな(笑)

木坂:抗癌剤、あと1ヶ月やりましょうみたいな。

和佐:念のためみたいな。

木坂:「万が一転移したら嫌なんで」とか言って、「いやいや、今一滴も確認できないんですよね?」みたいな(笑)

「その状態で、こんだけ副作用のある抗癌剤1ヶ月延長します?」みたいな。

和佐:いや、本当に死んじゃいますよって話ですよね(笑)

木坂:そう、抗癌剤で死にますよって(笑)

そういうことを今、我々日本はやろうとしてると、少なくとも僕は思ってますよ。

和佐:ここまで来ると本当に吉本かな?って感じもするし、そこに期待できないからこそ、もう一人ひとりが考えなきゃいけないかな?って感じですよね。

木坂:いよいよ”自分たちで考えて行動していかないといけないフェーズ”に入ってきたと思うよ。だって、ここで頑張る甲斐がなさすぎるでしょ。

和佐:そうですね。

--政府の暴走サインを見逃すな!国外脱出も視野に--

木坂:やっぱり、そういう時期かなって気はする。

別に(若者たちに)自由に動けとは俺は思わないけど、例えば”高齢者との接触は控えめにする”とか、”三密は避ける”とか、そういう基本的なことは意識しといたらいいと思うんだよね。”大人数のイベントはさすがに開かない”とかさ。

それは意識しといたらいいと思うんだけど、三密と言えばいつの間にか一密もダメみたいな話になってるだろ。

和佐:そうなんですか。

木坂:そうなんだよ。何かもう、人と接するのもダメですみたいな。

和佐:一密がダメってことはもう一人で密室いるのもダメなんですか?

木坂:いやそれは大丈夫(笑)密閉はされてるけど…。さすがに大丈夫でしょ。

和佐:じゃあ、密集がダメなんですね、でも二人でもダメなんですよね?

木坂:二人でもダメです…、みたいな話になってきてて、どんどん話がエスカレートしてんのね。

和佐:そうですね、そうなってくると「家族って何?」みたいな話になりますよね。

木坂:そうなの、突き詰めて言えば、「もう一家離散して下さい」みたいなことだから。

和佐:「各部屋で籠城して下さい」みたいな。

木坂:「常に、”Zoom”でコミュニケーション取って下さい」みたいな。

和佐:いや~…。

木坂:いや~…だよね。

和佐:そうですね。

木坂:「今は、”LINE”という便利なものがありますから」みたいな。いや~…だよね。

和佐:そうですね。

木坂:とてもじゃないけど、付き合ってらんないような要求水準になってきてると、俺は思うから…。

各自が必要な、すべての情報を我々が話すこともできないけど、その判断の材料として、必要なことはできるだけ話してるつもりだから、そういうの(いろんな情報)を使いながら、各自が判断して、行動を決めていかないといけない時期かな~って気はする。

和佐:そうですね。

もしかしたら、それが自分でできることだったら全然いいと思うんですけど、例えば健康になるとか、飲食店とかだったらお店開けるとか、テイクアウトをもうちょっと強化するとか、配送とか始めるとか、やれることはいっぱいあるじゃないですか?

もしかしたら、政治的な問題とかがこれから暴走するんだとすれば、そっち(自分たちできること)はデモとか、そういう形にはなりますもんね。

木坂:そうだね、デモで声を上げる必要あるかもしれないし。場合によっては、もう日本から引っ越しだよね。

和佐:もうなんか、こんなことで引っ越すのマジで嫌ですけどね。

木坂:本当に嫌だけど…、例えばナチス政権ができた時に、たくさんの人がアメリカに亡命したわけでしょ。

あ~いうことだよね。本当の最悪の事態っていうのは。嫌だったと思うよみんな。母国を捨ててさぁ…、たかが一つの政権ができたくらいでさぁ…、見知らぬアメリカに行かなきゃいけないっていうのは。

和佐:そうですね。

木坂:だけど、そうしないとみんなガス室だったからね。

和佐:でも独裁政権って、そういうことですよね。

木坂:そういうことです。

和佐:一部なのか、大多数なのかわかんないんですけど。どっちにしろ、いらないものはどんどん切り捨てるわけですよね。

木坂:その人たちがいらないと判断したものは、積極的に捨てていくみたいな。

和佐:そういうことですよね。

それは小回りといえば小回りだけど、生きていく国としてはだいぶ生きづらいですね。

木坂:そうなんですよ。

和佐:何も守ってくれないってことですもんね。

木坂:明日は我が身かもしれないから。

和佐:本当そうですね。

木坂:お前なんか、特に車椅子に乗ってんだから、ナチスみたいなのが政権とったら真っ先にガス室だからね。

和佐:本当そうですね。

木坂:実際そうだったんだから…、ナチスが最初に虐殺したのは、社会的に必要ない身体障害者と精神病患者だから…。

和佐:そうですね。

木坂:そっからジプシーでしょ。そしてユダヤ人だから。実はユダヤ人って、3つ目だからね。そういうことをし始めるからあいつらは。

和佐:理想の国家を作ろうと思ったら、そうなりますよね。

木坂:だって、いらないもんはない方が合理的なんだから。

和佐:確かに。

木坂:そんな国にいたら、明日は俺がいらないカテゴリに入る可能性があるわけじゃん。それだったら、もうその国にいれないよね。

和佐:そうですね。日本でも教師とかがそうですよね。

木坂:さすがに今の段階では、そこまでドラスティックなことが、突然起こるとは思わないけど。ただ、徐々にきな臭い香りはしてきてはいるから、よくよく見ておく必要あるなと思ってるよ。

和佐:そうですね、それは起こらないのがベストですけど。

木坂:もちろんです。今でも起こらないだろうなとは思ってるよ。

けど、(日本政府の暴走の)可能性を感じるような気配は現れ始めたから、そこはやっぱり、”注意して見ておかなきゃいけないな”という気はしてる。

和佐:そうですね、それも含めて、個人個人でしっかり、これからどう生きていくかを考えないと、本当に後手後手になっちゃうんで。後手後手になればなるほど、何にもできないから、先手先手で。

木坂:突然、このコロナ解体新書、僕が海外からになったら、もうそういうことだと思ってて下さい。(笑)

和佐:「なんで今、海外なんですか?」とか、触れないようにしときます(笑)

木坂:「今、どこですか?」とかは、ある時から確認しないようにして下さい(笑)

和佐:了解です。幸いなことに、こうやって時差もあんまりなく海外からもできるんで、そんなに違和感はないと思います。

木坂:そうですね。

和佐:わかりました。じゃあ、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

木坂:はい、ありがとうございます。


編集者:畠山剛一
引用:【コロナ解体新書】実はロックダウンは無意味だった?世界のデータからあきらかになった本当のコロナ対策とは?


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