【Pauper】NayaZoo強化パッチのリリースノート_2024年2月

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ちょっと(1年以上だが宇宙の始まりから考えると一瞬、キミとボクが見つめ合った瞬間と比較すると永遠)間が空いてしまったが、その間に動物園もいくつか強化カードを手に入れたのでまとめた。

対象期間は『統率者レジェンズ：バルダーズ・ゲートの戦いから『カルロフ邸殺人事件』まで。

『統率者レジェンズ：バルダーズ・ゲートの戦い』
・《呑気な豚使い/Carefree Swinemaster》
3マナ枠の候補で、素のタフネスが4だったりトークン生成だったりと他との差別化はできているが、どうしても本体のアタッカーとしての性能の低さが目に余るので採用率は低い。

『ダブルマスターズ』
・《民兵のラッパ手/Militia Bugler》
コモン落ち。ハンドアドバンテージに直結するカードで戦闘継続力に長ける。カードパワーの高さは猛者揃いの動物園3マナ域の中でも指折りで、大体こいつと《宝石泥棒/Jewel Thief》で枠を争っている。動物園は攻防のバランスが肝なので宝石泥棒といい警戒が偉い。全員普段からもっと警戒しろ。

『Unfinity』
・《必殺技/Finishing Move》
《戦隊の鷹/Squadron Hawk》の攻撃力が爆増するカード。打撃力向上としての面は大きいが、一方で《未達への旅/Journey to Nowhere》が抜けたので5点で処理できない生物、つまりケンクがどうしようもなくなった。最大かつ致命的な欠点はMOで実装されていないこと。

『団結のドミナリア』
・《聖なる峰/Sacred Peaks》
氷雪ランドのほぼ同型だが、《雪崩し/Skred》を使わないのであれば氷雪ランデスに引っかからないのでこっちのほうがいい。
・《邪悪を打ち砕く/Destroy Evil》
エンチャント破壊とクリーチャー除去を兼ねる便利なカード。偉大なる師さいとうなおき先生版のカードもある。めっちゃ高いけど。

『指輪物語：中つ国の伝承』
・《数々の別れ/Many Partings》
《地勢/Lay of the Land》に食物トークンがついてくる。動物園は赤単に弱いのでマナ基盤にライフゲインは悪くなく採用していたが、後述のもっと強いカードによってリストラされることとなる。

・《火の中へ投げ捨てる/Cast into the Fire》
ケンクコロスファイアでお馴染み。天敵である《ケンクのアーティフィサー/Kenku Artificer》を殺せるカード。ついでにフェアリーにも効くが大体青ブラで消される。《祭典壊し/End the Festivities》と比べるとボーグル耐性は落ちる。

『兄弟戦争』
・《ガイアの贈り物/Gaea's Gift》
コンバットトリック最強のカード。色々やれそうだが微妙に痒いところに手が届かない部分も含めて動物園なカード。一番強い瞬間は手札に存在しないのに相手がケアして動いている時。残念ながらそこまで緑のカードに精通しているプレイヤーは神挑戦者決定戦ではほとんどいないのでやるだけ無駄なブラフである。《若き狼》の評価値が下がる。

『エルドレインの森』
・《僻境との対峙/Brave the Wilds》
協約を達成することで土地を3/3にすることができる。ビートダウンデッキの強化の本質とは60枚の紙の束の殺意の比率を高めることなので、そのうちの大部分を占める土地をアタッカーカウントできるのはとても大きい。
協約の種は主に《怨恨/Rancor》と《伝承の樹/Tree of Tales》の8枚である。
これまでマナ基盤のメインだった《豊かな成長/Abundant Growth》と比べると土地をサーチできるようになったので、土地枚数を22→20に圧縮させることに成功した。
一方で黒や青のタッチは厳しくなり、相対的に《コーの空漁師/Kor Skyfisher》の評価値が落ち、土地も伸びなくなったので《戦旗皮のクルショク/Bannerhide Krushok》の採用率も下がった。
また、協約を達成できない状況で中盤以降腐らないよう安定性の向上でルーティングの必要性がでてきたので《ラフィーンの密通者/Raffine's Informant》の評価値が上がった。いずれにせよここ最近の強化では最もデカい。

『カルロフ邸殺人事件』
・《脱出トンネル/Escape Tunnel》
《舞台座一家の中庭/Cabaretti Courtyard》と競合するが、《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》や《民兵のラッパ手/Militia Bugler》が後半アンブロッカブルになって1回殴れたりする。1点ゲインとどちらを取るかは微妙なところである。あと《舞台座一家の中庭/Cabaretti Courtyard》と違い一応《沼/Swamp》と《島/Island》を持ってこれるが、まぁ現状沼島を入れる予定はない。

・《ヴィトゥ＝ガジーの捜査員/Vitu-Ghazi Inspector》
2マナ2/4到達2点ゲインは魅力的だが、《北方の大鷲/Eagles of the North》をベースにマナ基盤を根本から見直す必要があるため採用するかはこれ以降のカードによるといったところ。

多分見落としがあるけどメモってこういうもんだよ。