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いかに平凡な毎日を特別な日とするか、についての一考察

K氏と夫婦になって、11ヶ月目になろうとしている。今年の3月で、なんとまあ、夫婦になって1年ですって。
もうそんなに?と思う気持ちと、まだそんだけ?と思う気持ちと。誰かと生活を共にする、ということはこういうことなのかぁ、と今さら感じる。

K氏は9つ年上のお兄さん。年齢だけを見ると、かなり年上のお兄さんのような気持ちになるが、いっしょに暮らしていると、年齢なんて全く気にならないし、わからないし、忘れてしまう。
よく歳の差カップルが、「どっちが年上かわからない」というのを耳にするが、まさに、という感じだ。

最近、我が家では毎日授賞式が行われている。
お互いが苦手なことをやり遂げた時に、賞を与えてともに喜ぶ、という遊びである。
K氏は、疲れると夜にお風呂に入るのが苦手になり、わたしは寒くなってきた最近、お布団からスッと出ることが苦手になる。
そこで、この2つの行動に賞を与えることにした。
ノーベルお風呂入り賞と、ノーベルおふとん脱出賞だ。ネーミングがそのままなのは、そっとしておくとして。まあもちろんネーミングはK氏ですが。
この賞は、達成できれば何度でも授賞でき、毎回受賞者インタビューがある。
今朝、わたしはノーベルおふとん脱出賞を授賞した。あんなに布団からでるときにぐずぐずしたのに、受賞者インタビューでは、「布団から出ることは容易いことですね、はい」などど、少し鼻につくスタイルのコメントをする。

K氏は、よく受賞を逃す。
ちなみに本日も、ご飯食べてる途中からスヤスヤしかかっており、そのまま寝てしまったため、受賞を逃した。
しかし、受賞した夜のインタビューでは、かなり爽やかな声のトーンで「ありがとうございます!」と連呼しているので、笑える。

「早く起きなよ」
「早くお風呂入りなよ」
と言ってしまえばそれで終わりなのだけど、そこにユーモアを取り入れて、ちょっと特別にする。
当たり前のことをちょっと特別に。
ユーモアの感覚が似ている人と、これからの人生を歩いていけることは、幸福なことだと思うのである。

最近新たな取り組みとして、寝る前にいっしょにストレッチをする、というのを始めてみた。
できたらカレンダーにサインを書くようにしている。こちらはまだ始まったばかりだけど、可愛いサインが増えていくといいなぁ。(絵はわたしが描いている。)

今年のカレンダー📅

 

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