レタッチ企画で気づくこと

新型コロナ対策の自粛期間。twitterでは #レタッチ企画 という、モデルさんが写真を提供し、カメラマンが自分の撮影したものでは無い写真を、レタッチする企画が行われています。

提供される写真で一番多いのは、モデルさんがセルフで撮った写真を提供するケース。
それからモデルさんが、過去に撮られた写真を、撮影したカメラマンの許可をもらって提供するケース。
珍しいところでは、撮影会が所属モデルの写真を、モデルと撮影したカメラマンの双方の許可をもらって提供するケースもありました。

レタッチする方からしたら、提供されるデータはRAWがいいなと思いますよね。
RAWは調整できる幅が大きいので、自分のいつもの色味や出したい色に近づけやすいのが、一番の理由だと思います。
また自分が持っていないカメラのRAWデータは、見ることが少ないので、色々と気づきがあったりします。

#ayaレタッチ企画 のこの写真は、RAWデータで提供されました。
使われたカメラもレンズも、私も同じメーカーの製品を使っているので、非常にレタッチしやすかったです。

レタッチ企画で一番多い、モデルさんのセルフ撮影。この場合はデータはjpegが多いです。
jpegって調整幅が少ないので、自分の思う色が出しにくいというのはあるのですが、やってみるとこれがなかなか面白いのです。

#セイナレタッチ企画 の、before - afterです。
試行錯誤して、自分の求めていた色になったときには、思わずカッツポーズです。

RAWにしろ、jpegにしろ、他の人が撮った写真をきちんと触るのは、何かと勉強になるなと思いました。
また、同じ写真を沢山の人がレタッチするので、他の人がどんなレタッチをしたのかを見られるのは、とても刺激になりました。

それとモデルさんのセルフポートレートで、これは参ったなぁって写真が何枚もあって、負けてられないなとも思いました。気合いが入りました。

本文中の写真
セイナさん
ayaさん