見出し画像

育児休暇と新体制。

こんにちは、ウォームハートの小林です。
唐突ですが、おかげさまで来週から育休に入らさせていただくことになりました。そんな最近は、社内のパパやママから「結構大変だよ、もう夜泣きがね~」とか「今しかない大事な時間を楽しんでね。」と、ありがたい声援をいただいています。心強いです。ちなみに男性スッタフの育休は、僕で3人目のようです。


さて、最近は「男性の育休」についてなんとなくリサーチしたり、世間の様子をちらほらと眺めていました。

UNICEFの調査によると、日本の男性の育休制度は世界でも最も手厚く、休暇期間は諸外国と比べると群を抜く長さです。

「男性が取得可能な有給育児休暇期間 ランキング国 TOP10」
1位 日本 30.4週
2位 韓国 17.2週
3位 ポルトガル 12.5週
4位 スウェーデン 10.9週
5位 ルクセンブルク 10.4週
6位 ノルウェー 9.8週
7位 アイスランド 7.8週
8位 オーストリア 6.9週
9位 フィンランド 5.7週
9位 ドイツ 5.7週
出典:国連児童基金(ユニセフ)

しかし、日本の男性の育休取得率は、2018年度は6.16%と、とても低いのです。制度が整っていてもほとんど利用されていません。

なぜでしょうか。

こんな調査レポートがあります。

子どもが生まれたとき、休みを取らなかった人たちに意向を聞くと、約7割が「ほんとは育休を取りたかった」と答えているのです。では、どういう条件があれば取れるのか、という質問への答えは【上司が「いつ育休取るの?」と聞いて環境を整えてくれる】【人事が「いつ取るの?」と聞いて環境を整えてくれる】、このツートップ。

つまり、世界トップの男性の育休制度があるにも関わらず、ほとんど利用されてないのは、こうした社会通念や会社の風土がネックとなっているのです。まだまだ日本の職場では、権限のある「上の人」や「偉い人」が取得を促すことが大事だということです。もちろんそれだけのことだとは思いませんが、やはり影響力のある人の行動が、こうした社会通念を変えるきっかけとなり、職場環境も過ごしやすいものへと変わっていくのではないでしょうか。


僕自身のことでいえば、もともと「育休」というワードが頭にありませんでした。当たり前のようの妻に育児を任せて、自分は仕事、のような「男女分業」の固定概念がどこかにあったのだと思います。そんな調子だったので、自分の育休については何も考えていなかったわけです。そんな時、社長や仲間から「休みはどうします?」「育休はとった方がいいよ!」と声をかけていただきました。そのおかげで「そっか、育休かぁ。よし、取ろう!」と、今回育休を取ることを決めたのです。

もちろん、育休を取ることが何よりもいいこと、とは思っていません。ただ、その選択ができる・しやすい環境はあった方がいいです。それはスタッフにとっても、会社にとっても。その方が結果的に、お互いにとっていい方向に行くと思うんです。

育休に限らず、より多くの経験と感動が得られる場は、自分にも、そして仲間にもおすすめしていきたいですね。

こちらの動画よかったです。もしよければどうぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?