見出し画像

勇気を出して貫いた想いは、かならず伝わる

こんにちは、れっこです!

突然ですが、私にはポリシーがあります。
(急すぎ)

それは「悪口を言わない」ということ。

3日坊主で考え方や興味がコロコロ変わる私ですが、これだけは中学生のころから貫くポリシーとなっています。

これには、苦い思い出が...。

中学2年生のころ。

部活はソフトテニス部。
田舎の中学校だから、ひと学年は40人くらい。部も20人くらい。

小学校から持ち上がりで、同級生はもちろん、先輩や後輩もメンツは変わらない。

でも、小学校と中学校の間にはなぜか見えない壁みたいなのがあって...
特に女子は、急に先輩ヅラするように。

今思うと「それなんやねん!」のひとことで済むようなことだけど、当時は先輩から嫌われないことに必死な毎日。

ソフトテニス部は、中2の私の学年はあんまり強くなくて、3年生の先輩と1年生の後輩が強い代だった。

3年生の先輩が1年生の後輩に負けてしまうことがあって、それはもう気まずい雰囲気。

先輩たちはやり切れない怒りを、悪口で吐き出した。

当時の私は、それを聞いてるだけで胸のチクチクが止まらなかった。

...はずなのに。

先輩に嫌われたくなくて、周りの雰囲気にも流されて、たった1回だけ後輩の悪口を言ってしまったことがあった。

心のこれっぽっちにも思っていないのに。

たまたま言った1回の悪口は、今でも私の心に刺さっている。

夢に出てくるときもあるし、なんでもないときに急に思い出したりする。

それくらい、私にとって胸がはりさけそうなできごとだった。

この1回の悪口を言ってしまったときから、私は「絶対に悪口は言わない」と強く強く想った。

そして、それは今でもずっと同じ想い。

中学生のころは悪口がたくさんの毎日。
彼氏彼女がどうで誰かにとられたとか、後輩がムカつくとか。

私はこういう会話にはいっさい混ざらないようにした。

悪口っぽいムードになったらトイレ行くフリして逃げてみたり、「へー」くらいの返事で全然違う会話をぶっ込んでみたり。

自分の軸がブレブレで八方美人だった当時の私からしたら、めちゃくちゃ頑張ってたと思う。
すごく褒めてあげたい。

そして、それを見てくれてた人がいた。

何気ない会話をしている中で、
「れっこって、悪口言わないよね。聞いたことない。そういうとこ、俺いいと思う。」

本当に、信じられないくらい嬉しかった。
「えぇ〜〜、見てくれてた人いたの〜!?」って。

その人は思ったことをずばり言うタイプの男の子だったから、余計に嬉しかった。

周りの友達たちも「悪口言わないし、一緒にいて落ち着く〜!」と言ってくれた。

他人に合わせてばっかりの私にとって、勇気を出して貫いたことが、ちゃんと伝わってた!

涙が出そうで、「ありがと!」ってだけ言って逃げたっけ。

今でも覚えている苦い記憶と嬉しい記憶が、今日の私をつくってる。

私たちは自分軸で生きるのをつい忘れがち。

でも、自分が大切にしたいことは大切にしていい。
まわりと違くても貫いていい。

そんなことをふと思い出して、今日も笑っていようと思った日曜日でした。

おしまい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?