グレイノイズのはなし
勉強の時はグレイノイズをかけながらがおすすめ、というはなしをします。
勉強に集中したいのに集中できないという人は、勉強ができない人でもなければ、不真面目でもないです。
他の人の勉強環境と同じくした結果、それが実は合ってなかっただけなのです。
だから、勉強に必要な試行回数を増やす行為も、時間を分散して復習する反復行為も上手くいかなかったのです。
例えば私は、人の声が苦手、無音も苦手、音楽をかけるとそれを耳が追ってしまう、加えて「頭の中が忙しくなりがち」というタイプの人間です。
そのため私は勉強や作業をする時、決まってグレイノイズをかけます。
グレイノイズはそれらの妨害を上手いことマスキングしてくれるからです。
いや噓です。正確には雨の音やグレイでない音も聞きます。
しかし共通しているのは連続的に音が流れ、それはメロディではなく、自身の周りの、ニベア缶、パルスオキシメーター、ちいかわの東海道新幹線コラボアクリルスタンド(総て今目についたもの)同様、「環境化」できることです。
私はそれらを「環境音アプリ、YouTube動画、環境音流してくれるガジェット」の三つでシーンごとに対応しています。
ちなみに今はYouTubeで「Grey noise」と検索して一番上に出てきた十時間流してくれる動画を流しながら書いています。超便利時代ですね。
実は父親が同じ性質だったので、嫌な予感はしていたのですが、大人になるとそれらが如実に明確になり、あらゆる面で不都合が生まれてきてしまいました。
そのため勉強以外に、電車の中や、スマホでYouTube動画を流しながら、リスニング教材アプリの裏でも流しています。(モノによるのかもしれませんが、私の使っている環境音アプリはバックグラウンドで流しながら別のアプリ裏でも流せます)
日常生活どっぷりです。
さて使い方は簡単。手持ちのデバイスでただそれをイヤホンなり、スピーカーなりで鳴らすだけ。
個人的には音色を決められるデバイスをお勧めしますが、これは音であって音でないものなので、「環境化」できてしまえばそれがあなたのグレイノイズなのです。
思う存分鳴らしてください。
世界はそもそもあなただけの「環境」です。
うるさければノブを下げてください。
それはそもそもあなた次第です。
特定部分の音が苦手ならHighLow音をカットできるアプリもあるので活用してみてください。
少しお金はかかりますが。
やらなければならない事、やりたい事の一助になれれば幸いです。