【Mリーグの日記】勝敗はもはや無意味と思わせる程の濃い名勝負 ファイナル最終戦

まあ5000万円という結果は大事だけど、勝った負けたの一喜一憂を超えて麻雀素晴らしいなと思える名勝負
これは凄いなと思った。
実況日吉さんが言っていたが、野球の記憶に残る名勝負のような。
あれも勝った負けたではなく純粋に試合が面白いですよね。

スラムダンクで翔北が山王に負けていても多分名作だったのと同意義(また分かりにくい例え申し訳ない)

マインドスポーツ麻雀、Mリーグが見せたい形、感動体験や観る競技麻雀は出来たのかなと思う。
手短に3点を取り上げたい。


オーラスまさかの心理戦

結果としては堀のツモ和了りで事件を回避出来たが、堀伏せからの優勝逃しだったら物議を醸したかもしれない。
麻雀が数学だけでなく心理戦やメンタル、複合的な知力、総合力が必要という奥深さを感じた。
麻雀はとても難しい。
だから、一生をかけて麻雀の正解を探すプロは成立していると思う。




近藤誠一の倍満ツモ

確率17分の2
またも近藤誠一が奇跡を起こした。
運だけやんと言う人もいるが、半荘を通じて行く場面を絞り、守る場面はしっかりと守り、ここぞの場面でデカイあがりをする。
そういうスタイルが出てしかも強い、かっこいいと言わざるをえない。





ファイトクラブの無念と感謝


 
ファイトクラブの4位は実力ではなく、たまたま不運の席を選んでしまっただけというのは賢明な視聴者には周知の所。

実力に関係なく誰かはそうなってしまうのが麻雀の理不尽さ。

ある意味2位フェニックスより悔しく、大変な役回りを完遂していただいた事に感謝したい。
レギュラーシーズン一位のパイレーツ敗退もたまたま不運と言える。

優勝したサクラナイツ(堀)は幸運だった。
多くのツイートで堀は実力勝ちとあったが、冷静に考えてオーラスの並びからたまたまツモが効いてあがって堀が勝てたのは9割運でしかない。
堀が嫌いではなく、勝った人によって実力勝ち運勝ちを使い分ける偏った考えしか出来ない人が嫌いなだけw




最後に



ツイッターを巡回すると、案の定賛否両論の感想だった。
個人的にかなり楽しめたMリーグ最終戦を「つまらない」と書かれるとかなりげんなりする(私がそういうツイート見なきゃいいのにw)
麻雀界隈は変わり者が多く、また変なこだわりの人も多いため皆を満足させるMリーグという形は難しそうだ。また、敗退したチームのファンがネガティブツイートを連投するという現象は野球日本シリーズでも見られる。



追記



MリーグロスでNOTE全てのMリーグ記事を読んでいるが、特にこちらの記事がなるほどと思ったのでご紹介。


この方の目無し問題の記事、麻雀の知識も深く共感性が高い。ファイトクラブのやり方が目無し問題に対する最適解として定着する可能性まである。

最終戦の目無し者の動きは、優勝チームの行方をかなり左右すると断言できる。
最終戦、滝沢プロの親が流れた南2局
もし滝沢プロが勝利を目指し全力で早上がりにいってたら?
つまり昨年の村上さん
これは現時点トップの近藤プロがかなり有利になる。
では親が流れた南2から滝沢プロが黒子に徹したら?
つまり実際の滝沢プロと一昨年の沢崎プロかな?
これは追う多井プロ、堀プロがかなり有利になる。

そう、目無し問題は中間がないので決定版の無い問題となっている。
そこでリンク先の方が書いているように、予め方針を発表。ある程度の公平さが保てると思う。

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