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ゲームの歴史 ゲーム会社の歴史振り返り スクウェア編


ほぼ個人的な資料まとめ

20作ごとに歴史を振り返ってみる



1985年

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記念すべき第1作はファミコンの「テグザー」

シューティングとありますが学生が作ったようなアクションゲームです

そして社運をかけたタイトル「ファイナルファンタジー」が14作目で登場

ラインナップを見るとRPG、シミュレーション、テーブルゲーム、シューティング、レースと、現在のRPGのイメージとは違います。

多くの分野に挑戦し技術力を上げている段階ですね

4年で20作というペースは後の事も考えると会社の規模の小ささ、業界の黎明期である事をうかがわせます。

他の業種と同じく多くの会社が生まれ、消えていきました。

個人的に気になったのが、半熟ヒーローが早くも登場している事



1989年

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21作から40作まで

FF3からFF4の間、FF4からFF5の間

は1年ほどしかありません

今では考えられない制作ペースです

とはいえ、この時期は乱発せず1本1本丁寧に作っている感じがします

約6年で20本ですから。一番丁寧です。

この時期は名作しか出していませんね

この期間で特に注目すべきは25作目、FF4でしょう

テレビCMもでてきて、ゲーム業界でトップ5の地位にいます。

21作目 サガもビッグシリーズとなりました

携帯機路線でしたが、後にロマンシングサガシリーズとして一躍有名になりました

39作目 クロノトリガーは、エニックスと鳥山明共同の夢のタッグ

価格も11400円 ここがソフト値段のピークです

今後カセットはCD-ROMとなり業界全体で値段が下がっていきます


24作目 聖剣伝説もビッグシリーズとなりました

タイトルとしてはファイナルファンタジーの外伝的位置付け

サガシリーズもFF2のシステムを採用しています

この時期(20〜40作)でシリーズが固まった時期と言えるかもしれません

今のスクウェアのイメージ通りのラインナップです


個人的にはスクウェア全盛期がこの時期

半熟英雄、ロマサガ2、聖剣2、FF4,5,6、クロノトリガーは買って損が無い




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1995年

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41から60作

時代はついにプレイステーション

当時はセガサターンと覇権争いの最中でしたが

47作目「ファイナルファンタジー7」がキラータイトルとなり

SFC→PSというゲーマーの王道路線が出来ました


この時期の作品はシリーズ物以外売り上げが芳しくありません

シリーズ物→前評判が良い→売り上げが伸びる

この為、シリーズ物以外の作品はやる前からハンデがあるという部分もあります

また、会社が大きくなり、同じスクウェアでもプロデューサーも多くなり

スクウェアらしくない作品も出てきます

逆に、安易にシリーズに頼らず、常に挑戦する姿勢を無くしていないとも言えますが

RPGとシミュレーションを交互に発売している事も興味深いですね


FF7以降は過渡期と言えるかもしれません。

約2年で20本は多いですね

会社が大きくなり、子会社が製作に関わった事も影響しています(青い部分)

ルドラ、トレジャーハンターなどは新ハードの出現で製作期間の短さが内容の短さに直結しています



お金持ちの子供でない、平均的な家庭では買うゲームは年3本位でしょうか

この時期だとロマサガ3とFF7、FFT、サガフロ、あと他のメーカーのゲームを買えば十分だと思います。




1997年

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61から80作

スクウェアの運命を大きく変えた映画発売が2001年7月11日

この時期にもう制作しているかもしれません

当然その影響が発売タイトルにも影響あるはずです


リメイク作品(「FFコレクション」など)派生作品(「チョコボの不思議なダンジョン」)などが目立ちます。


前年新しい作品の売り上げがよくなかった事も影響しているでしょう。

とうぜん映画の資金(100億円ほど?)の為に確実に売れるソフト、製作費を抑える守りに入っているラインナップに見えます。


トルネコの不思議なダンジョン以降流行り始めたジャンルですが

ローグライク作品としてもチョコボは質が高い

この中ではパラサイトイヴがシリーズ化のヒット

75作品目「FF8」はFFシリーズで最も売れた作品です

「ゼノギアス」は100万本売り上げに届きませんが、印象に残る作品でシリーズ化します。

61から80作まで全てPS

PS1全盛期ですね

期間も1年4か月ほどに集中して20本出しています


この時期はチョコボシリーズは全部おすすめですね

チョコボレーシングはマリオカート

チョコボスタリオンはダービースタリオン

チョコボの不思議なダンジョンはシレン

のパクリと思われがちですが、現代のような丸パクリではない発展した面白さがあります





1999年

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81から100作

先ほども書きましたがスクウェアの運命を大きく変えた映画発売が2001年7月11日

そしてこの時期からまた94作目「激空間プロ野球」、プロレスなど別ジャンルへの挑戦作品が出てきます

2000年以降ポケモンなど携帯機の波が来ており

スクウェアとしてワンダースワンで作品を出し始めます


個人的オススメはFF9だけかな

ラインナップを見ると息切れ感があるでしょうか

リメイクなど過去の栄光を売り物にしています

もちろん何度も書きますが映画のせいで製作費がおりなくなっている影響でしょう








2001年

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101から120作

記念すべき101作目には「FF10」が登場

エンディングアンケートではシリーズ1となっております

PS2のキラータイトルです

(当時はなぜPSで出さないのかとゲーマーを困らせました)

引き続き映画の影響でリメイクに頼らざるを得ないラインナップ

その中で「キングダムハーツ」は大ヒット

「アンリミテッドサガ」は大コケしました

タクティクスアドバンスは個人的に良作

この辺で合併話が出てきます





旧スクウェア

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まとめ

人の入れ替わり、技術の伝搬は常にある物なので

このリストでスクウェアの全てと言い切れません。

例えばガイア幻想記などは別メーカーですが大いにスクウェア成分が入っている作品です


昨日の記事で書いたように


あなたがksゲーを買わない為にはメーカーで選ぶよりも

誰がプロデューサーなのかを確認するべきかもしれません

そちらの方が確実です。あとファミ通のレビューは当てになりません。


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