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好き・苦手な手帳と仲間入りしたロルバーンの使い道

今回は手帳のお話です。私の手帳へのモヤモヤとロルバーンへのモヤモヤ。

手帳が好き

最近、私の中で空前の手帳ブームが来てます。昔から私はシールやマステ、メモ帳を集めることが好きだったけど、集めたから何かするわけでもなくただ集めるのが好きでした。
買ったシールを見るのにワクワクして、友達とシールやメモ帳交換をよくしました。集まった一枚だけを友達と交換して、それを自分の手元にコレクションする。でも、その一枚は自分の中で一枚しかないから使うことなんて出来ない。ただ、自分が“持っている”ということの所有欲が満たされるだけだった。
(これが巷で言われてる罪庫ってやつよね…)

大人になってからもその性分は変わんなくて、明確な何かに使う訳でもないのに「心が惹かれるから」という理由で手帳やノートを買う。ちなみにシールを集めるのはもう辞めた。インスタで見かける手帳デコってのもやりたいけど、今はデジタル化がかなり進んでて、ネットで拾ってきた画像を気軽に記録できるデジタルプランナーで日記を書いてる。(みんな大好きGoodNotes5)それに、ミニマリスト思考に挑戦する為に“あまり部屋に物を増やしたくない”という気持ちもあるから。

でも、どんだけ意識して変えようとしてもやっぱり私はアナログ人間だった。今も刻一刻と手帳を買い集めてしまっている。
啓発本とか読むと先駆者は大抵アナログの人が多い。思考の整理をするなら紙と鉛筆で十分。逆に電子のメモ帳の場合、SNS、動画配信サービスなど…様々な誘惑が存在して、他のことに気を取られやすい。と、もっともらしいことをよく見る。
それに対して自身で納得してしまっているから、「アナログなノートを買い漁ることは間違いではない」と自分を肯定してしまっている。
…とまあ、罪庫の言い訳です。(笑)

因みにロルバーンLは一番使いやすいと思う。(色んな手帳使ってきた訳じゃないけど)私は苦手な物はキッパリ拒絶してしまうタイプなんですが、一番書きたい欲が湧くのがこのロルバーンLサイズ。小さくもデカくもないので一番お気に入り。あと書いてて気持ちいい紙質と厚さで筆がスルスル進む。NOBLEのリフィルも厚くて書き心地が良いけど、やっぱり一番はロルバーン。

因みに私が使った中で苦手だなって思った物
・罫線
・B7サイズ(パスポートサイズ)のノート
・ミニ6サイズ
・縦長ノート(トラベラーズノートレギュラーサイズ)
・トモエリバーの紙

学生時代罫線ノートをいっぱい使ってきたせいで、罫線=重要、覚えなくてはならない、みたいなイメージが染み付いてて何故か使うのが怖い。あと、見た目が可愛くて買ったトラベラーズノートだけど、自分はサイズがあまりにちっさすぎて「見返しずらいし、なんでこんなちっさいのに書いてるんだろ…」って気持ちになった。私にはあのサイズ感活かせなかったし、綴じノートって破けないから雑記帳にする気持ちになれなかった。ミニ6もサイズの問題で以下略。ちなみにM5サイズは捨てるのも容易いサイズ感だし、1ページで完結するちょっとしたメモとして割り切って使えてる。

逆に使いやすさを感じている物
・方眼
・無地
・A5サイズノート
・B6サイズ(ロルバーンL)ノート

最近もっぱら方眼リフィルとノートを愛してる。私の字はいつも斜めになる。ロルバーンくらい薄い方眼だと思考の邪魔にならないし書きやすい。流石に文字は5mmじゃないけど。あと、私はさっき言ったように小さいサイズのノートをうまく使いこなせないでいる。すぐページが埋まるせいで次のページに行くのに若干気が引ける。それに比べて、B6以上のノートはあまりページ捲りをしないから、そこは気にしなくても良い。思考の邪魔をしない。それが好き。

今頑張って慣れようとしてる物
・システム手帳(M5、バイブル)
・文庫本ノート

現在進行形でシステム手帳は慣れようと努力してる。カスタマイズ性が高くて便利だと思うし可愛い手帳もいっぱいある。でもなんとなく、使うのに躊躇してしまうというか、「ヨシ、書くか…」という気持ちになる。一歩踏み出して書いてる感じ。なんかいつまでも慣れないんだよな。
パッと書いて心の奥を惜しみなく書いてる感じはあまりない。好きを詰め込めるからそこは良いんだけど…。

ちなみに文庫本ノートはついつい買ってしまうのに何故かそのサイズ感を活かせなくて部屋に寝かせてある…。こうやってときめきを感じるのに使ってあげられないのが悲しいね。

安いって罪だ

あともう一つポイント。私がノートを買ってしまう大きな理由。それは安すぎるからだ。安すぎる上にあんなに魅力的な風貌をしてたらもう、逆に買わないなんて失礼に当たるのでは?(そんなことはない)

安すぎるのに、自分のアイデア次第ではその子を存分に活躍させてあげることができる、それがノートの良いところ。(でも私は全然ノートを活かしきれてないけど)

あと、SALEって文字が好き。今まであまり気に留めなかった物にSALEというシールが貼られるだけで、魅力的に見えてくる。「安く手に入れられるのはきっと何かの縁だ」という気持ちになって手に取ってしまう。
ちなみに自分の気になっていた物にシールを貼られているのを目撃した際には、気づいたらもう買い物カゴの中だ。(買い物依存症)

そしてついこの間、出先の雑貨屋でロルバーンがSALEに売り出されてるのを発見した。2021年が下期に入ったお陰で今年のスケジュール帳類がワゴンSALEしていた。今月はもう文具は買わないと決めていたのに、あんなに魅力的なノートの表紙を見てしまったら、ワクワクが抑えられない。20分くらい長考して(迷惑客すぎる)厳選した2冊をお持ち帰りすることにした。(ほんとはもっと買いたかった)

かわいい。出逢えて良かった…!

一冊目のロルバーン

何に使うかは全く決めてなくて想いのままに購入した2冊。クリアノートの方は帰ってから色々悩んだ結果、好きなゲーム記録手帳として使うことにした。クリアの部分に好きなキャラクターの絵を挟めば気分が上がるかなって思って…。


以下カスタム内容
・ページ数の減量(雑記帳に移行)
・クリアポケット後ろ→一枚だけ表紙の後ろに
・裏表紙の交換(減らしたことでゴムがゆるゆるになった)
・リングの交換(減らしたことでデカすぎて似合わなくなった)
・インデックスページの追加
・ゲーム情報の追加(印刷して挟んでます)

ルーズリング付けて気軽に中身交換したが、リングがリフィルと干渉してスムーズに開けなかったので泣く泣くリングは戻した。これで完成…!と思っているけどまたやりたいことが浮かんだらリング外すかもしれない…。

とりあえず自分が使いやすいように改造できて満足してる。
表紙の裏に好きな絵を飾って「かわい〜!」体験してる。
薄ら見える…って感じなのでそれもまたポイント高い。
雑記帳の方はページ数増えたことによって更に色んな情報を書き込めるようになって、もっと気楽に使えるようになった。

二冊目のロルバーン

残ったもう一冊のロルバーン。
「今年の手帳だから早く使わないと!」って気持ちと「使わなくても解体して今後、ページ増量したい時に使えばいいのでは?」という気持ちがせめぎ合って混濁している。まさに天使と悪魔状態。(違う)

でもこんな可愛いノート私のせいで汚れていくのを見たくない…!って気持ちになって何も出来なくなっている。
パラパラとした匂いと紙の厚み、角度を変える度にキラリと煌る黄金の箔押しが私を射留める。まるで手帳会の橋本環奈的存在。
思わず何かに使ってあげないと可哀想って気持ちになっちゃう。

あっ!また私のこと見た!(もしかして薬やってる?)

大事だからこそ、ゆる〜く考える

だからって永遠に使わないなんて勿体ないじゃない?大切にしてあげるのも良いけど、しすぎるとこの子は一生日の目を浴びることはない。

大事だからこそ、生活の一部にしてあげること。
それが一番幸せなことだと思う。

毎日に欠かせない存在にしてあげることが、このノートにお似合いの役割。彼がいないと私は生きていけない!と思わせることが出来たら完璧。

もし大事にした物が失敗したり失ったりしたら、少し凹んだあとまた買い戻したり見つけたりすれば良いだけの話だ。
代わりを見つけるのは大変だけど、大事な物を更新していけばまた好きが見つかる、そう考えれば少しは楽になれる。


と自分なりの手帳への向き合い方と緩い考え方でした。
おしまい。


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