C102参加記
普通に一般参加ですが日記がてら。
参加は2019年の冬コミ(C97)以来です。ちょうどコロナ直前ですね。冬コミのKeyセットに入っている『Key BEST SELECTION』目当てにいった覚えがあります。
C97当時のツイートを見返してみると、『アインシュタインより愛を込めて』の発表があったりしたらしいです。Keyブースではヘブバンの発表会のチケットとかも配布してました。でもこの後全面的に作り直しになって、発表会は中止になったと思いますが。(結局ローンチしたのが2022の春ですからね)
この年(2019)は電気外祭りも普通にあったんですよね…….
確かクロのぬいぐるみを買おうかなと思って並んだところ結局買えず、代わりに(?)買ったマグカップ。大きさがちょうどいいし耐熱なので結構愛用しています。
しかもこの頃はAlcotも新作を出したりしていた!(『将軍様はお年頃』のFDとか)
ところでなんか今年の冬は電気外祭りやるらしいです。どこがブースだすんだ。
閑話休題。
何はともあれ、2019年以降のコロナ禍でのコミケは縮小したり、制限がかかったりして、私は足が遠のいていました。しかし、今回は特に制限なしの開催ということもあり、欲しいものもいくつかあったので、前日になって二日目だけ行くことを決めました。
競争率が高いものが欲しいわけではなかったので、11時着ぐらいを目指して行きました。混雑を避けたいので当初はシェアサイクルで徒歩圏内までアプローチするなども考えたのですが、雨が降っていたので電車で行きました。
C97の時も同じような時間に電車で行ったのですが、それと比べるとほとんど混んでいなかったです。
(乗車率100%を切っていました)
ビッグサイト前につくとまず大量のヘブバン広告が出迎えてくれました。前に行ったコミケで大々的に宣伝されていたゲームが、それなりに成功をおさめさらに大きく宣伝されているというのは、なかなかない経験かもしれません。
天気は曇りで、雨も止んでいたので、日差しに焼かれることもなく、水浸しになることもなかったです。列に並んでから大体20分ぐらいで入れたと思います。
入場に至るまでにいたるところで拡声器のリピート機能を使って指示がリピートされているところがあったんですが、結構聴き取りづらかったです。(なんとなく街宣車っぽさを感じてしまったり)なんか最近だと音声合成とかで何とかなったりしないんですかね。
まず最初に、『ましろ色シンフォニーSANA Edition maxiシングル』と『サクラノ刻』のサントラとボーカルコレクションを買うために、西3,4(西の二階)に入りました。
ビリビリブースなどを横目に目的のブースを目指していくと、ゆずソフトのグッズを取り扱っているTOYPLAのブースなんかが見えてきます。
なんか異様な雰囲気を放っているブースが奥にあることに気づかされます。
対魔忍音頭を流す対魔忍ブースでした。このブース中々凝っていて、レジには浮世絵風のアサギの絵などが貼ってあり、Cool Japanを感じることができました。
ひとしきり笑った後は、普通にケロQブースを目指します。まどソフトブースや、全年齢コンシュマーゲームの発売をしているSpriteのブースで配布物をもらいながら進むと、ケロQ枕ブースにたどり着きました。誰も並んでいませんでした。普通にサクラノ刻のサントラとVocalCDを買いました。
(この留学生が買っているのと同じもの。)以前『サクラノ詩』のサントラが発売した時の電気外祭りに行ったときは、極寒の中長蛇の列に並ばされたのですが、それと比べると拍子抜けするほど簡単でした。ジャンルの影響力の低下か、単に入場料もかかるコミケは客層も全然違うという話なのか。まあ良く分かりません。
続いて対魔忍ブースの横に配置されてしまったぱれっとブースに向かいます。サントラを普通に買いました。
あんまりお品書きをちゃんと見ないで来たのですが、タペストリーが可愛かったので買ってしまいました。
やはりコミケに来ると財布が緩みます。
ついでにエスカレーターを降りるだけで到達できる。西1,2のあたりのブロックに行きました。目的はステージなな。なんか500円でナルキのタペストリーを配っていました。おまけにクリスマスティナと2015年に作ったと思われる(Scarlet, そらいろ、みずいろのキャラ)タペストリーをもらいました。
価格破壊がすぎる。代表の片岡ともさん曰く、中国の業者に直接頼んでいるため、「タペに限れば、日本で自分よりも安く作れる人いないかも?」とのことでした。隣は『NoeSIS』シリーズのクラシックショコラ、壁を挟んでさらにその隣はにゃるらのブースで、そこそこ人混みがありました。いまビジュアルノベルがアツい。
「あ」が壁際に配置されていることに気づかなくて、結構迷った結果、コスROMを売っているエリアに突入してしまったんですが、コスプレレイヤーが露出度の高い写真を張って商品を手売りしている光景には異様な熱気がありました。
ついでに、技術書の周りを確認したりもしました。あんまり目ぼしいものはなかったので、なんかフォロワー?(フォロワーのフォロワーぐらいかも)が書いている同人誌を買ったりもしました。
続いてエロゲ批評系を見ようと思って東に移動しました。西から東に移動するのは屋外を経由する必要があって少し面倒でした。屋外を経由すると東1-3に着いたので、そこからエロゲ批評系のある東4-6のエリアに移動しました。まず戯画の追悼本こと『戯画の思いで語ろうぜ BALDRDIALOGUE2023』を買うべく「アメリカン拳法」のブースを見に行ったのですが、既になくなっていました。(DLsiteなんかで普通にDL販売しているようです。)
似たコンセプトのLassの歴史を紐解くらしい「Lass史」も売り切れていました。でも第二刷がでるらしい。
とりあえずフォロワーがやっているサークルのものを買うことにして、萌え萌えCOMPANYで萌時記を買ったり、ViNosの会報を買ったり、聖地巡礼系の本を買いました。
東1-3では少しCDを見ていきました。水月陵さんのブースでCDを買ったり。東方アレンジ界隈はなんやかんやで根強い人気があるな~などと感じたりも。
なんやかんやで東でもエロ本を売っているブースは活気が違ったので、やはりエロは人気のあるコンテンツなんだな~と思いました。
そこからは東を離脱して南に向かいました。南はビッグサイトの標識に従っていたら外に出てしまうので、いったん西ホールを経由して向かうのが正しい道のようで、若干迷いました。
南ホールに入ると、異様な人だかりができていたので何かと思ったらNIKKEのブースでした。「リアル10連ガチャ」をやっていたようです。
AUGUSTが無料配布をしていたので水をもらったりしました。一応家から一リットルぐらい水を持って行ったのですが、飲み干してしまっていたのでありがたかったです。
そのあとは適当に企業ブースを見て回っていました。なんかやたらとうちわをもらいました。逆にクリアファイルとかを配っているところはなかったですね。ペーパーレス化の進行か、あるいはクリアファイルは普通に売るところが増えてきたということか。
Hololiveとかのブースは常に人がいて、人気を実感したり、逆にType-moonは速攻で売り切ってしまっていたようで、レジがガラッとしていて、もったいない感じを感じたりしました。他には鬼滅グッズを出しているUfotableブースにはかなり若い人も来ているな~などと感じたりも。逆にブルアカとかはタイミングが悪かったこともあってかそんなに盛り上がっている印象はなかったですね。
最後にSymphony Sounds Recordの先行販売を買ったり、Spriteのブースであおかなの小説を買ったりして、最後にPixivの休憩ブースで荷物を整理して帰りました。
なんか当初は最近はエロ本のDL販売も進んでいるし、エロゲの衰退も著しいしコミケはエロのイベントでもなくなってきたのかな~と思っていましたが、結局人の活気をみるにエロは強かったという印象です。
来場者数は13万人だったらしく、C97の4日で75万人と比べるとやや少なめといったところでしょうか。っとはいえ有料化してこれだけ来るのもすごいとは思います。(有料化直前のC95が3日で57万人。)(一般的なイベントだと無料と有料だと10倍ぐらいの人数差がでてもおかしくないきがしています。)
個人的にはこれ以上混雑するのは、夏場だと厳しそうな印象を受けたので、適切な規模感なんじゃないかな~と思います。
正直今回買ったものは大体通販なり他のイベントなりDL版とかを買えるものなので、行く意味があるのかは微妙ですが、まあなんだかんだ言って色々と無料配布をもらったり良く分からない同人誌を買ったりブースを眺めたりできる何となく楽しいイベントではある気はします。コミケ衰退論なんかも流行っていますが、適度な規模感で続いて行って欲しいなぁと思います。
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