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【後編】170820-22 札幌&帯広旅行備忘録

※本稿は8月20日から22日にかけて北海道を旅行してきた当方の備忘録です。旅をしながら書いていますので、文体の揺れやら誤字脱字はアップ後も細々と直していきますので、悪しからず

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8月21日

・午前10時
しばらくラウンジで旅の予定を考える。お天気も良いので、ここは自転車散策に尽きる。これを午後3時ごろまでにまとめあげて、夕方からばんえい競馬突入だ。
駅前の観光センターでレンタサイクルを借りる。係のおじいさんから遠くに行くなら…ということで、電動自転車を勧められた。たしかに、夜の競馬に使う体力を残さないといけないな。その話には素直に応じた。午後2時までの4時間レンタルし、800円。

・午前10時半
帯広神社で参拝。大きな馬の像もあった。やはり、この街は馬への強い思いがあるのか? あと、境内にリスが数匹いた。野生のリスを見るのは、はて、何年振りだろう…

・午前11時半
真鍋庭園へ。弥生通という大きな道をひたすら走る抜けること、距離にして約8キロ。少し道に迷うタイムロスもあったが、なんとか到着。約25,000坪の敷地内に日本庭園やらヨーロッパガーデンやら池やら滝やら…と様々な自然を詰め込んだ施設である。自然に癒されながら1時間ほど小休止。

午後12時半お昼ご飯どきである。せっかくなのでこの近くで名物の豚丼を食し、ゆっくり帯広駅まで帰ろうかな? という算段を整える。
近くに大型ショッピングモールがあるので、とりあえずそこで済ませるか…
…とそのときは思ったのだが、いざ店の前にたどり着くとうーむ、となってしまう。魅力に欠ける。30分ほど悩んだ末に、ここは思いきって時間ギリギリまでサイクリングをして、自転車を返したあとに遅い昼飯にしよう! と計画変更。ひとまず、あてもなく自転車を漕ぎ続けることにした。

・午後1時半
ぐるぐる回り続けているうちに、なぜかせせらぎのある道にたどり着いた。ここは緑が多くて涼しいなあ…何て思っていたら途中で機関車のオブジェと遭遇。なんだろうと思いながら写真を撮る。
ゴールにたどり着いたら「とてっぽ通り」と書かれた看板が。いつの間にかちょっとした名所に立ち寄っていたらしい。
地図を見て改めて現在地を確認する。すると、近くに「グリーンガーデン」なる場所を発見。どういうところなんだろう? 早速行ってみる。
たどり着いてびっくり。そこに広がるのは1面の芝生。これで公園とは、スケールが違うぞ北海道。
公園の奥には動物園やら美術館があるらしいが、ここで無念のタイムアップ。しぶしぶ帯広駅に戻るのであった。

・午後2時
さすがにここまで自転車に乗っているとお腹も減る。遅めのお昼ご飯を楽しむとしよう。駅前の豚丼屋は大行列だった。店内が見えるので覗いてみたが、席に余裕があるのに行列ができている。テイクアウト客との兼ね合いもあるみたいだが、効率が悪すぎないか? ここは止めておこう。
駅から少し離れたところにもう一つ専門店がある、とパンフレットには書いてあった。それが「豚丼のはなとかち」である。客の入りは半分くらいか。ロースとバラの2種類が楽しめる「半バラ丼・中盛り」を注文する。
うまい! 濃厚なタレと脂の乗ったバラ肉、肉の旨味を楽しめるロース肉のハーモニーが存分楽しめる。山わさびを絡めると後味もすっきり。あっという間に食べ終えてしまった。昼飯は大当たりだった

・午後4時半
宿で少し休み、夕方に再び出発。バスに揺られること10数分で競馬場にたどり着いた。
第一印象は「小さい」。まあ、コースの全長が200メートルというのもあるとは思うが。グッズにしろグルメにしろ、売店は1階に数店舗。2階は券売機だけだった。今思えば、隣の「とかちむら」でも食材を調達してもよかったかも。
到着早々、レースがスタートするみたいだ。さっそくカメラを構えて撮影を試みる。

第一印象は「砂ぼこりがすごい」。そして、迫力もすごい。巨大なばん馬たちがゆっくりと、しかし力強く前へ進んでいく。そして、ゴールを目指す最後の直線での、夕暮れと馬とのコントラストがきれい。そうだよなあ、中央も大井もあんまり「夕焼けに向かって走る」というシチュエーションじゃないもんなあ。それは新鮮だよなあ。茜空を見上げながら、そんなことを思ったわけです。

今日はJRAジョッキーデー。蛯名、ルメール、岩田などのG1ジョッキーもばん馬の模擬レースに参加します。一応、ばんえい騎手も補助として参加していますが。ところどろころで冠レースのプレゼンターをしたり、トークショウをしたりとファンサービスに務めます。ルメールや蛯名へのサイン攻めはすごかった。また、模擬レースでは第1レースは勝浦騎手が、第2レースは岩田騎手が制し、総合ポイントで勝浦騎手が優勝。最下位は前日札幌記念を制覇したての蛯名。なお、罰ゲームは井上騎手が代理で受けました。関東の総大将にゴムパッチンはできないから仕方ないね

さて、肝心の僕の馬券ですが、なかなか難しかった。第6レースから参加したのですが、サラブレッドと同じように予想してもよろしくない。そこで注目したのは「馬場」。掲示板に水分含有量の項目があるので、その含有量と同じくらいのレースで好走した馬をピックアップします。この日は0.7%。晴れているほうがばんえいてきには「重馬場」です。ゆえに、超重馬場。また、穴を開けたのが差し馬なので、差し足が決まりそうな穴馬も同じく追いかける。特に、前走大敗でクラスを落としてきた馬を狙う。ゆえに、馬券は人気2頭+穴1頭の3頭ワイドボックス馬券で落ち着きました。

さて気になる結果は…なんと7、8、9レースと3連続的中! でも、全部人気通りにきまってガミまくり!! ああ、ばんえい競馬は難しい。もう1頭増やして4頭3連複ボックスでいけば良かったかなあ。なにはともあれ、ばんえい競馬は工夫次第で当たります。これからも色々と考えよう。
終バスが20時2分と、メインレース前に来てしまうのでここで切り上げる。ただ、ホテルの人も歩いて行ける云々言ってたから、次は徒歩で行こうかなあ。

・午後9時
今日も疲れた。カウンターでジンジャエールを流し込み。甘さと苦さの調和がぴったり。部屋に戻ってボケーっとしているうちに、寝落ちしてしまった。

8月22日
この日は雨。外もすごく寒い。ああ、長袖をもう一つ持っていくべきだった。というか、昨日は半袖でよかった。で、今日を長袖にすべきだった。帯広の秋は早い。
午後1時のバスまで時間があるので、駅付近を散策。六花亭本店でお土産を買い、インディアンカレーで昼飯を食べ、ホテルに戻って特製プリンを食す。食べ歩きらしい何か。でも、駅ナカのパン屋のメロンパンもうまそうだったなあ…。

空港行きのバスに乗り、遂に旅が終わる。さよなら、帯広。またばんえい競馬を現生で楽しみたいね! 北海道の夏競馬にハズレは無いよ!

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)