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休憩と休日の効果を最大化する

2~30代の頃は、休みを取るのが下手だった。

仕事の遅れ取らないように、できる限り休まず頑張る。
タバコも吸わないから、休憩はトイレに立つ時だけ。
疲労困憊で息切れしてもう無理となったら、退社する。

休日にも、仕事に関するアンテナを張っておく。
隙間の時間に作業できるようにPCを持って出かける。
仕事ができるようになるには、
いつでも仕事が頭に残しておくべきだ、と思っていた。

オンコール(呼び出しのある)の仕事でもないのに
自分で自分を休ませないように仕掛けていたように思う。

休みは休みなのに、完全に気持ちが休んだ気にならない。

休みを過ごすのが下手だった。


ネガティブな休憩

振り返ると、休憩をネガティブに捉えていたのかもしれない。

休憩とは、必要なことを行うために仕事を中断すること。
だから、トイレや必要な買い物、かかってきた電話など
理由がなければする必要もないし、
それ以外は怠けてると感じてた。

仕事で大活躍ができないなら、せめて
誰よりも真面目に休まず取り組んでる姿勢を見せなきゃ、
という思いだったのかもしれない。


攻めの休憩

今は全く違う考えを持って、休憩している。

休憩とは、集中したり業務を気分よく取り組めるように
気力体力が健康な状態でいるために必要。

人間の集中力はそれほど長く続かないから、
疲れを感じなくても積極的に休む。

休日も、仕事のことは考えずに楽しむことを優先する。
もし仕事に関係しそうだなと頭に浮かんだ時だけ
軽くメモにでも残して、すぐに忘れて休む。

しっかり休んだ自覚が持てるようになり、
翌週からも、「さて、やるか!」という気持ちになれた。

昔は、他人に理由が説明できる時にだけ休んでいたのが、
今は、自分が最大パフォーマンスで動けるように休んでいる。


目的と手段を間違えない

仕事や作業をするのに、良いものを作ることが目的で、
その手段として休憩を効果的に取れば良い。

人の目を気にしてコソコソ休憩したり、
体力・集中力が落ちてるのに休憩しなかったりは、
結局、目的を達成するのを阻んでいることになる。

ダラダラ時間だけかけてやるよりも、
スパッと休んで気分一新取り組んだ方が、
楽しく前向きに頑張れる。

これからも攻めの休憩を取っていこうと思う。



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