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思考の整理はなぜ必要か?

聞き屋のサービスでは、クライアントの思考を整理することで問題解決に導いています。

「思考の整理なんて一人でもできるのでは?」
「整理しただけでなんで悩みが解決するの?」

と思われる方も多いと思うので、思考の整理がなぜ大事かについて書いてみました。

画像)休日、早く起きて散歩がてらに台湾焼餅@四ツ谷一餅堂を食べに行きました。


考えが堂々巡りするケース

例えば、一人で悩んでいる時に考えが堂々巡りしてしまうことがよくあります。

痩せたい → 運動すべき → ジム行くと疲れる → 行かなくなる → でも痩せたい→ ...

痩せたいと思ってるのに運動が続かない、というのはよくあるケースです。

頭ではわかってるのに体が動かない。友達と話してても「運動続けるのって難しいよね〜」で終わってしまいがちな話題です。

こうしたよくある悩みをどう解決するか?


思考のループを断ち切るには?

このケースであれば、次にこう質問します。

「なぜ痩せたいと思ったのですか?」

この答えは人によって全く違う回答になると思います。

服が着れなくなって焦ってきたから、健康診断で指摘されたから、親が心配するから、格好よく見られたいから、体型に自信を持てるようになりたい、、など。

なぜこの質問が大事か?

それは、継続できるかのモチベーションに大きく関わるからです。

例えば、健康診断で指摘された、親が心配する、が理由の場合、本心では痩せることを望んでないのかもしれません。むしろ今の体型や生活に満足している場合、痩せるための行動が続かないのはもっともです。

痩せることを目指すより、診断結果や親御さんとの会話をやりすごした方が、結果的には「痩せる」ことに対して悩まなくなるかもしれません。


継続を妨げる本当の要因はなにか?

一方で、服が着れない、格好よく見られたい、体型に自信が持てるようになりたい、などが動機の場合、次にこう質問します。

「なにが運動を継続したい気持ちを妨げていると思いますか?」

運動が続かない原因も様々です。

ジムの会費が高い、すごく鍛えた人の中に入るのを尻込みしてしまう、他の予定を優先したいから時間が取れない、1人だとやる気が出ない、など。

もしかしたら本人もこの理由をなんとなく感じつつも、はっきり言葉にした事なかったかとしれません。

続かない原因が運動を楽しめていないのであれば、こう質問します。

「あと何があれば楽しく続けられそうですか?」
カッコいいトレーニングウェアを着る、トレーナーをつけてアドバイスしてもらう、いつでも運動できるように家トレグッズを揃える、など。

継続を妨げる原因を自分自身で認識し、一つずつ解消する事で、継続のハードルを下げる事ができます。


目的と手段が入れ替わってないか?

そもそも運動をしなきゃいけない、という事自体が辛く感じる方もいるかと思います。

その場合、こう質問します。

「痩せるために、運動以外に何かできることはありますか?」
暴飲暴食をやめる、自炊する、一駅手前で降りて歩くようにする、など。

ジムで運動する以外の方法でも痩せることはできるかもしれません。

このように、本当は痩せるのが目的、手段としてジムに通うのはずが、ジムを継続すること自体が目的にすり替わってしまっていることがあります。

1人で思考が堂々巡りしてしまう場合、そもそも自分は何をやりたかったんだっけ?と振り返るのもそのループを抜け出すきっかけになるかもしれません。


他人に話すことで考えがまとまることがある

よく、話を聞いてもらってスッキリした、という経験はあるかと思います。頭の中だけで考えてるよりも、言葉にして人に伝えることで改めて自分の思いに気づくからです。

また、自分のことだと頭がいっぱいなりがちですが、他人の事だと案外冷静に判断できたりする事もあると思います。

1人で思い悩んでいる時は、思い切って人に相談してみてはいかがでしょうか。

聞き屋では、お話を聞きながら思考を深掘りし、なりたい自分に向かって継続できるよう、サポートを行なっています。お気軽にお申し込みください。

https://kikiya-waraku.com

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