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余計な一言をやめたい

楽しく会話しているつもりなのに、
最後につい余計な一言を言ってしまう。

別に、その言葉で相手が怒ったりはしなくとも
自分では、余計だったということに気づいている。

相手の喜びに、素直に喜べない。
嫉妬の気持ちで反射的に嫌味を言ってしまう。
つい自分の自慢話をかぶせてしまう。

そんな自分は、変えられる。


その一言は、今の自分を表している

人間は恒常性が備わっているので、
習慣化したものを繰り返すことが得意だ。

ご飯の食べ方、お風呂の入り方、
歯を磨いてから寝るまでの行動を
毎日考えずに、自然とできる。

それと同じく、無意識のあまり、
「これは言っていいこと」「悪いこと」すら
意識せずに言ってしまう。

逆手に取るとしたら、この余計な一言は、
自分の今の状態を示す、大きなヒントになる。


相手の発言に、触発された本音

相手からの話を聞いて、心が揺れる。
その勢いで、普段は岩陰に隠れていた自分の気持ちが
ポロリと出てくることがある。

相手の幸せを嫉妬してしまうのは、
自分自身が幸せになりたい、ということ。

相手の話に自分の自慢で返してしまうのは、
自分の成果を認められたい、ということ。

相手が描いた夢に不安をぶつけてしまうのは、
自分自身も夢を持ちたいけど自信がない、ということ。

余計な一言をやめるには、
まずは、自分の本音を知ること。

自分自身の想いに応えられた時に、
いつの間にか、余計な一言を
言わなくても済む自分になっている。


余計な一言よりも、心から応援できる一言を

会話の最後に嫌味をいう人でありたいか、
会話の最後に応援できる人でありたいか、
どちらにでも、なりたい方を選べる。

一人だけが幸せになって、富を蓄えてしまうと
減ることばかりが不安になったり、
疑心暗鬼な気持ちで暮らすことになるかもしれない。

幸せとは、周りも一緒に、楽しい会話で過ごせること、
お互いを応援しあって、お互いの幸せを願えること。

余計な一言で自分の状態がわかったら、
自分自身の思いに向き合ってあげる。

次に友達と会った時には、
心から相手を信頼した応援が言えるように。

自分自身を知ることで、
自分と周りとを両方を幸せにできるようになる。


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