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よく当たる占いの本質

占いとか性格診断に関心のある人は多いように感じる。
Twitterを見ていると、新しい性格診断が登場すると、ほんの1日か2日の間だけその結果がたくさん流れてくることがある。

自分のことを言い当てられると、なんか嬉しい。
せっかくやったのに見当違いだとガッカリする。


なぜ自分を言い当てられると嬉しいのか?

単純に、ゲームのように○✖️の話かもしれない。
自分のことをよく知らない相手がどうやって当てるのか不思議だからかもしれない。

私にとっては、自分の心は複雑で難しいと思っているのに、それが分類できるくらいありふれたものだと感じられることに、安心の気持ちがあったように思う。

病気だって、前例のないものにかかるより、病名があって、なお対処法も確立されているものの方が安心できる。未知のものは不安だし、怖い。

要は、自分がどんな人なのか、言語化してもらえることで、自分の輪郭がくっきりするような感じ。


過去を当てる占い、未来を当てる占い

占いには、上記のような今までの自分を言い当てるものとは別に、未来を予想するものもあると思う。

一番簡単な未来の占いは、おみくじだ。

初詣でおみくじを引く。

私は今年ひいたのが大吉か小吉かも覚えていない。私はただのイベントごとと思っていて、あまり信じていないからだ。

でも、中にはおみくじを大事にして、きっちり守って一年を過ごす方もいるかもしれない。

吉の年なら、勢いに乗って大きなチャレンジをしたり、
凶の年なら、無理せず過ごして無事穏やかに年越しまで来られれば、そのことに感謝する。

おみくじが外れた理由も当たった理由も、解釈によっていくらでもつけられる。
結局は、本人がどう思いたいか、で人生は決まる。おみくじはそのきっかけにしかすぎないのかもしれない。

占いが人生を作るというよりも、その結果を信じて行動するから"そうなる"のが占いの本質のように思う。


「過去の自分を言語化し、未来に何をやるべきかを明らかにする」

ポジショントークになるが、そういう意味では、聞き屋の対話も占いと同じかもしれない。

お話を聞き、質問を投げかけ、それに回答する。

今まで考えてこなかったさまざまな角度から、自分の気持ちを振り返るうちに、自分が何かを形どる作業を、対話を通じて淡々と行う。

未来にどんな道が選べるのか、どの道を辿る人生を選びたいか、自分の想いと共に明らかにしていく。

占いと違うのは、占いの持つ力でも私の占う力でもなく、全てがご自身の言葉から出たものが結果となる。正真正銘100%ピュアなあなた自身の言葉だから、信頼できるものになる。

"よく当たる占い"の本質を、対話も同様に持っているのではないか、と私は思っています。


占い好きな方にも、十分楽しんでいただけるセッションになると思います。
ご自身のことをもっと知りたい、という方は、聞き屋の日にぜひお申し込みください。


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