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もっと頑張らないといけないのにのんびりしてしまうのをどうしたら良いか(コーチング2回目)

「コーチですがコーチングを受けています」シリーズの2回目になります。

自営業を始めた私は「もっと頑張って稼がないと!」と頭では思いつつも気が緩んでしまう。そんな状態をどうしたら良いかコーチに相談しました。

トップ画像:『進撃の巨人』で主人公たちを訓練する鬼教官キース・シャーディス(出典:alu.jp


要は「やる気が出ない」ってこと

私の今の状況は、スマホアプリをリリースすること、コーチングで安定した集客を目指すこと、の二つが大きな目標になっています。

スマホの方は、コツコツとした作業は必要ですが、プログラミングしながら少しずつ動くようになるのは楽しいので続けられています。

一方で、集客というものは自営業の多くの人がぶつかる壁かとは思いますが、漠然としすぎていて効果が目に見えにくく、不安がつきまといます。時間をかけた分結果が出る、という代物ではなさそうで、私にとってはモチベーションを保つのが非常に難しいのです。

その結果、「やる気が出ない」ということになります。

やる気がでない → 人としてダメなのでは? → 自己嫌悪 → さらにやる気なくなる

という最悪のループに陥っていました。

逆に、友達や同僚から相談を受けたら何て答えるでしょうか?

「やる気が出るまで待つしかないよね。。」
「知らんがな(笑)」
「さすがにそれは自分でどうにかして」
「気が乗らないならやめちゃえば?」
「集客とか営業の本でも読めば?」

とか言ってたかもしれません。

さて、コーチのアッキーさんはどうこれを導いてくれるのでしょうか。。


やる気が出ない人へのコーチングのアプローチ

事前に、今回の相談事としてこの話題をアッキーさんにお知らせしていました。コーチングセッションの最初に、前回のセッションから何か変化や感じたことを聞かれました。

やる気が出ない、ことに関してふと思ったのが、自分の中に「無理をしない」という強いブレーキがある、ということでした。

例えば、試験前に徹夜を(なるべく)しない、気が乗らなかったらジムは行かない、柔道の乱取りで力技で勝とうとしない、ちょっと喉が痛ければ会社を休む(もしくは残業しない)、とか。

なにくそ!というパワーが足りないなあとか、すごく自分に甘いんじゃないか、こんなんじゃこの競争社会を闘えないな、、と不安に思ってる部分でした。

もう少し「無理ができる」人になれればな、と無いものねだりをしていました。


「無理をしない」を別の言い方で表せますか?

とアッキーさんに質問されました。

???

考えたこともなかった。

無理して結果を得て、過大評価をされると困る。素の状態、実力で評価されたい。
無理をすると、体調崩したり怪我をしたりして長く続けられない。

という言葉が出てきました。

なので私の価値観としては、素の状態で評価されたい、長く続けたい、ために無理をしない行動をとってるのだということに気がつきました。

そして、今頑張りすぎると、次に頑張れなくなってしまうのでは?という不安から頑張りすぎないブレーキを欠けてたんだろうな、と。

その背景には、人のエネルギーは限られていて、毎日フルスロットルで生きられることはない、という考え方があって、もったいぶってる、という言葉が出てきました。

アクセルを踏むのをもったいぶってた自分(何様だよw)

もう少しやれるかな、と思いつつ、もったいぶってアクセルが踏めてない状況、というのが今。

そして「期間を決めてアクセルを踏むのはどうでしょう?」と提案されました。

確かに。

大学受験の時だけ一年間部活をやめて、勉強に集中してた時期を思い出しました。「この1年だけ部活はおあずけにして、合格したらまた部活はいろう!」という期限つきのアクセルを踏んでいました。

過去にできたやり方だしうまくいくかも。


やる気が出ない→無理しない自分→行動にブレーキをかけていた本当の理由が言葉になり、感情のもつれていた原因がはっきりしました。

アクセルを踏みっぱなしだと不安があるけど、期間を決めてたまにはアクセル踏んでも良いかな、と思えるようになりました。

次回コーチングまでの宿題として、

アプリ開発とコーチングの営業活動を、期間を決めて実行する
その時々の集中度合いや結果を記録に取る

をすることに決めました。

とりあえずは毎日3時間ずつ。もしくは曜日ごととか、いろいろ自分の調子を確認しつつ試してみようと、やる気が出てきました。


もう一つ、アッキーさんから聞いた言葉です。

無いものねだりをするのは、その要素が自分にあるということ

何かに憧れたり、いいな、と思えるのは、それを感じるセンサーを持っているから。

そしてそのセンサーをちゃんと使えてない時に「憧れ」という気持ちが出てくるのではないか、とのこと。

「無いものねだり」という言葉の印象が強くて、自分には無い要素と思いがちですが、全く興味がなければねだりもしないわけで、自分にもあるんです。

嬉しい言葉だなと思いました。

自分には要素が0で、100に惹かれるのかと思ったんですが、わずかでも要素があるなら可能性はあるんだな、と思えました。


人生のブレーキはいろいろ外れてきたと思ってたので、今度はアクセル踏んで行こうと思います。


コーチングを受けての感想

コーチングセッションはせっかく費用を払うのだから、「私の悪いところを治して欲しい」「セッションで新しいお土産(何かいい情報)をもらいたい」と毎回思って臨みます。

しかし、いざ終わってみると「なにも治されなかった(治す必要はなかった)」「なんかお土産をもらいたかったのに、元々持ってたものを返された」みたいな気持ちになります。

納得して行動するために、他人から良い話やアドバイスを聞くよりも、自分の感じ方を改めて認識したり自分の感情に気づくことがコーチングセッションのお土産なのかな、と感じます。

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