カッコよくなりたい
カッコよさ、とはそもそもなんだろうか。
小学生の時は、スポーツができて勉強もできて、放課後に「サッカーやろうぜー」と教室を出ていく同級生がカッコよく見えた。
自分は運動苦手だし、友達も少なかったし、ピアノを習ってたり、真逆だと思ってたから、「いくら憧れてもあっち側には行けないんだ」と思い込んでた。
何に憧れてたんだろうか。
スポーツマンがカッコいいのか?
いや、自分にとっては競技自体のスキルはよくわからない。
身体能力に優れてることに惹かれてるのでは無いのかもしれない。
今の自分がカッコよく感じるもの
ここ何年かで心揺さぶられたものを、思い返してみた。
有名人でもアニメも、身近な友達でも、自分にとってのカッコいい人はたくさんいる。
アニメ「ハイキュー!!」「ワールドトリガー」「進撃の巨人」のキャラ達はカッコいい
Perfumeと日本の音楽が大好きな、NYのジャズサックスプレイヤー Patrick Bertleyはカッコいい
映画「BLUE GIANT」の主人公たちは3人ともカッコいい
写真家の幡野広志さんもカッコいい
元モーニング娘。の道重さんはカッコいい
劇団を率いてる友人もカッコいい
毎日のようにストリート演奏をしてきた友人もカッコいい
イラストを通じて自分を表現しつつ、見た人に幸せを届ける友人もカッコいい
自分の思いを貫くために仕事を変えた友人もカッコいい
派手じゃないけどこだわりを持って続けてるパン屋さんもカッコいい
何回見ても飽きないもの。
言葉にならないけど心が満たされるもの。
その世界に浸りたいものに、
自分自身が思い描くカッコよさが含まれている。
小学生の時に感じた憧れとつながってるとしたら、自分は 自分の好きなことをやって周りに人が集まる人 に憧れてるのだと思う。
自分が目指したいカッコよさ
外見が整っていること、美しいこと、
肉体的な強さ、知性を持つこと、
社会的な権威を持っていること、経済的に豊かであること、
他人に優しいこと、面白い話題で楽しませること。
人にはいろんな魅力があるし、その魅力に良い悪いはない。
自分自身が、どんな人になりたいか、どんな自分でありたいか、自由に選んで良い。
自信があるからカッコよく見える面もあると思う。
じゃあ、今自信がない人はカッコよくなれないのか?
そうは思わない。
今、自信があるか、自信がないかに関わらず、
自分が目指したい自分にどうやったらなれるか、
ひたすら向き合って、どんな手段を使っても、
なりたい自分になっていい。
残念ながら、家でゴロゴロして待ってるだけでは、
急にカッコよくなることはない。
途中で泣きながらでも、自分の思うカッコよさを求めて
憧れの人の世界に触れる。記事を読む、動画を見る、音楽を聴く、直接話す。
考える時間が増えるほどに、人生も近づく。
カッコよく生きたい。
写真:カッコいいパン屋さんのパンたち
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