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自分はこうだ、と決めつけない

「自分はAB型だから」
「親にこう育てられたから」
「自分はそういうキャラじゃないから」
自分のことを話す上で、
型に当てはめていることがある。

気に入ってるなら、
それを誇らしく話せばいい。

もしそれに縛られて感じるなら、
そんな決めつけは捨ててしまえばいい。

自分へのネガティブな決めつけは必要ない。


与えられた愛情を与えてる

先日、部下の指導について、
「自分は過保護に育てられたせいか、
つまずかないように先に手をうってしまう」
「そのせいで成長の機会を奪っているかも」
という話になった。

親御さんが与えた愛情を
そのまま使うのは、至って自然なことだ。
だからといって、そのやり方しかできないはずはない。

もし、過保護と逆に、厳しく育てられたとしたら
ライオン並みに突き放す指導をしていたと思う。
そうだとしたら、
「自分は厳しく指導し過ぎて、部下がついて来れない」
と嘆いていただろう。

じゃあ、その絶妙なバランスの家庭に育った人しか、
部下の指導はできないのか?というと
そんなことはない。

大切なのは、
生まれてから自然に与えられた属性は
自分が当たり前に使える武器でもある、
ということ。

そして、それをただ振り回すだけなのか、
目的を達成するために、どう使えばいいか、
自分自身で気が付くこと。


目的と手段が入れ替わっていないか

そもそもの目的は、部下が仕事できるようになること。
その手段として、過保護な指導をしていた。

おそらく、与えられたやり方で
無意識にやっていたのだと思う。

もし、それが上手くいかないと感じたなら、
別のやり方で、部下が仕事できるようにサポートすればいい。

いつの間にか、困難を取り除く(過保護にする)ことが
目的になってしまい、
部下の成長という本来の目的がおざなりになっていた。

親から与えられた過保護力を
彼の成長のためにどう活かせるか、
それを考えることで、自分自身への決めつけから
解放することができる。


こうありたい自分に、決めつけたらいい

血液型にしろ家庭環境にしろ、
今の環境で作られたキャラにしろ、
ただの特徴に過ぎない。

それに縛られて、呪いのように、
こうありたい自分になれないはずはない。

今の属性や今のキャラは
特徴として武器にしてしまう。
それをどう使いたいか、どういう自分でありたいか。

いつだって、なりたい自分になれるから、
自分はこうだ、と決めつけなくていい。

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