見出し画像

「我こそは、性格が悪いぞ!」と思うそこのアナタは吉住のライブを観るのです。


THE W2020の覇者。女性ピン芸人「吉住」の単独ライブを先日FANYを使って観ました。

「凄まじかったです」


細かい単独の内容等はこの記事では省きます。今月末の7月いっぱいまで配信で見れるので、是非見て欲しい。「これぞ、芸人のはらわたを見る事が出来るライブ」と言えます。


吉住ってさ、映画好きなのかな?彼女が映画好きならきっとデビットフィンチャーとかクリストファーノーランとか今敏とか好きな気がする。あと絶対にラース・フォン・トリアー好きだよね。小説だったら湊かなえとか。


・・・とまぁそんなキモい妄想を膨らませた筆者ですが、とりあえず今回の単独ライブを観て確信付いた事は


「今、女性芸人で一番面白いイマジネーションをもっている人なんじゃないか」


という事です。吉住の脳内は面白いし怖すぎる。この前テレビドラマの脚本も担当してました。今度はエッセイとか小説とか出して欲しいな。絶対に読むわ。

まぁ性格悪い人って「見ろ!」と言われたら、逆張りで「見ない」を選択しそうなのでアレですが「我こそは、そこそこ性格が悪いぞ」と自覚しているそこのアナタは見て欲しい。そして一緒に嫌な口角の上げ方をしましょう。




吉住の演技って少し過剰でねっとりとした女キャラが多いので、人によってはそこがキツイと思う人もいるかもしれません。要するに結構”クサい”タイプの演技。でもまぁそれは我慢して見ていくと慣れるものです。そして何より内容がエグくて、滑稽で、笑えて、(でもやっぱり)怖くて・・・、と感情をムチャクチャに搔き回されるので、気付いたらクギ漬けになってしまうのも吉住のコントです。

「ジョジョとか北斗の拳みたいな劇画タッチが苦手なんだよね」っていう人のアレと一緒だと思います。筆者も少年時代は劇画タッチ苦手でした。『スラムダンク』も最初は毛嫌いしてたけど、バスケ部に入ってから義務的な感覚で読んでみたら「めちゃクチャ面白ぇじゃねぇぇか!!!」ってなったので、そんな食わず嫌いなアナタは騙されたと思って観てほしい。特に今回の単独ライブは後半に差し掛かる頃には”見入って”しまいます。


※追伸

あとコレは完全に個人的な目線ですが、筆者は普通に吉住のルックス、タイプなんですよね。がっつり”女として見ている”。それでいてあんな面白い脳内をしているのかと思うと、余計にぶっ刺さる。普通に「可愛いな」と思っている女の子があんな刺激的で面白い発想力をもっているって事を知っちゃうと、より一層魅力的に写ってしまう。


見た人の感想が是非聞きたい。

サポートしてくれたら、よりお笑いコラムの虫と化します。 本業として食っていけるように努力致します。