2022年注目の芸人②


これらの記事をふまえて早速紹介です。




そりゃあ注目するよね な芸人

・錦鯉

王者ですからね。「THE・そりゃあ注目するよね」な芸人です。強烈なキャラの雅紀さんが注目されるのは当然として、並行してツッコミの渡辺さんにもスポットライトが当たっているのは前回記事でも書いた「じゃない方芸人の注目スピードが早まっている」のやつです。朝からゴールデンタイムにかけてはバカで元気な雅紀さんにスポットが集まり、夜が更ければ更けるほどにアダルティな渡辺さんにスポットが当たるという太陽と月なコンビ。24時間対応可なアラフィフおじさん達に休みはないです。まるで日本の企業体制そのもの!


・ランジャタイ

昨今巻き起こっているお笑い界の変革。それのシンボル的な存在になりえる存在の2人はやっぱり注目必須です。ブレずに飄々とボケ続ける国ちゃんは既にテレビバラエティの現場で視線を独り占め状態にする事もしばしば。そして何者か不明なのに急に角刈りにしちゃう伊藤ちゃん。それぞれ違う毛色のエキセントリックさを持っており、なおかつ2人共小柄なので、母性をくすぐられてファンになった女性達が急増してるとかしてないとか。従来のお笑いファン以外の層からも支持されている様な気がするので、テレビ業界的にもそんな層を取り込みたいという願望からランジャタイを後押しする節があるかもしれません。

スクリーンショット 2022-04-24 222025

幸いな事に地下時代からの付き合いが長いモグライダーの芝さんを筆頭にランジャタイの取扱説明書を所持している芸人達も同時期にブレイク中です。さらには今テレビバラエティ界の人事部長でもある千鳥(特に大悟)からも絶大な期待と信頼を得ており、そういった面からも彼らが活躍出来る舞台は整えられています。


・Aマッソ

久々にお笑い界を席巻しそうな女性コンビ。「女芸人なのに尖っている」というレッテルも剥がれ始め、世間もテレビ業界も徐々にAマッソ馴れの時期にきている頃かなと思います。今年はより多くの番組に出演して認知度を高めるのか、それとも自分達の冠番組を深夜帯か地方局辺りで建設して小国家を築きはじめるのか、そんな動向にも注目してます。

あと2人共に既婚者である事がバレたので、今後思いがけない活躍の仕方やファン層を取り込んだりするかもしれない。

スクリーンショット 2022-04-24 223646


・真空ジェシカ

「ランジャタイが良しとされてるなら、真空ジェシカも」と思っていたら洗礼を浴びってしまった真空ジェシカ。しかしそんな洗礼とは裏腹にファンの数を爆速で増やしてる気がします。芸風的にもネット世代には伝わる笑いが多いので、若い世代を中心に支持されている気がします。その内、お笑い界のニュースタンダードな存在になるかもしれない。

あとシンプルに大喜利が2人揃って強いっていうのは安心感があるよね。『IPPONグランプリ』にコンビ両方で出演なんて事もありそう。関西の人気大喜利番組『座王』では既にツッコミのガクの方が2回目の出場で優勝しちゃったりと大喜利に関しては既にテレビ番組でもバチッとハマってます。


・ロングコートダディ

筆者の推しTOP3。順調に色んな番組に出演しては笑いを掻っ攫ってるので筆者もホクホクな気持ちです。さらには現在テレビバラエティで活躍している売れっ子芸人達からも「アイツらは面白い」「実力者」と度々公言されてるので、業界関係者も安心して彼らを起用していく流れが生まれていくことかと思います。今後もっと露出度が上がる事間違いなしです。

筆者的に意外だったのは天然ボケな兎より、大喜利大好き堂前の方が目立っている事でした。前回の記事でも書いた「お笑い活動拠点のローカル化」について。ロコディの場合、兎の方が「東京に進出してもっと全国区なテレビ番組に出たい!ドラマとかにも出てみたい!」というスタンス。一方で堂前は「無理して東京進出しなくても良いんじゃない?大阪でもお笑い出来るし、住みやすいし」というスタンスでしたが、今のところ両者の思惑と番組での活躍度にギャップがありました。大喜利が強い堂前の方がどの番組でも分かりやすく重宝されてるのが現状です。多分、今年中に『IPPONグランプリ』に呼ばれるよね。もっと兎の活躍も見たい。ロンハー、頼んだぜ!

それでもロコディは「2人共、ナチュラルに人が良いので愛しやすい」のが何よりの強み。クズ系の芸人が少し前からモテはやされてますが、やっぱり最後は人柄の良いタレントが残ると思うので、その点で言えばロコディは全く心配いらずです。


・モグライダー

絶賛活躍中ですね。2人共キャラが立っているので目に留まればすぐに売れるだろうとは思ってましたが、想像通りにちゃんと引っ張りだこになってました。

このコンビもロコディと同じく「キャラが強い天然の方より、ブレーンの方の活躍が目立つ」という現象が起きてました。ひな壇での芝さんの活躍ぶりは早速未来のMC像をちらつかせるレベルのものでした。それに比べると相方のともしげの爆発的な天然ボケは意外と全国区な番組では控えめな印象です。『マッドマックスTV』の時の様な爆発力をもっと喰らいたい筆者。ロンハー、頼んだぜ!part2



・ニッポンの社長

筆者の推しTOP3。ネタについては多くの売れっ子芸人達から「面白い」と太鼓判を推されてるので、ネタ番組系では大活躍中。

逆にネタ番組以外での活躍の仕方はまだ模索中なので、あとはトーク番組系でどう扱ったら良いのか(特に辻)が分かれば一気に活躍の幅を広げそうです。もしくは『有吉の壁』に出まくる事が出来れば自ずと他番組にも引っ張りだこになりそう。東京03やジャルジャルみたいに”ネタの人”として認知される事で後に活躍の幅を広げる事も出来そうなので、そっちの方向性でもアリな気がします。


・金属バット

筆者の推しTOP3。というか一番応援している芸人コンビです。ランジャタイ、モグライダー、錦鯉などの地下時代の仲間達が陽の目を浴び、絶賛活躍中なので、仮に金属バットがよりオープンなメディアに進出する様な事があっても、彼らの良さを引き出してくれる仲間達が沢山いるので、きっと大丈夫だと思います。だから今年こそは・・・M1決勝へ行こう。ラストイヤー。

なんばグランド花月単独公演おめでとう。東京住みサラリーマン有給なしの筆者は大阪には行けないけど、配信で絶対に見るので。

スクリーンショット 2022-04-24 224239




次回は「満を持して! な芸人」です



サポートしてくれたら、よりお笑いコラムの虫と化します。 本業として食っていけるように努力致します。