『ELEMENTALY』『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』season6まで

最初に言います、まだファイナルシーズン観てないんです。気になってるんですが、見るのが怖いというか。好きなドラマのファイナルシーズンを観るの、勇気がいりますよね。早く観たいと思うとともに、それを観てしまって観終えたら、新しいものがもうないんですよ?信じられます?信じたくないですよね?そうなると、さらっと観られないんです。観るまでちょっとあがいてしまう。

好きな海外ドラマについて書こうとすると、ストーリーに触れてしまって、まだ観てない人にネタバレになってしまうし、でも観てほしいと思うからこそ書くわけで…(いや、98%自分が書きたくて書いてるだけですが)。私が大好きな登場人物に沿って書いてみようと思います。

まず、ホームズ。人づきあいが苦手そうな、そもそもそこをうまくなる気がないという様子、しかしたまーに少しそれを気にして、周りとうまくやっていこうとするホームズの姿がとても人間らしくて好きです。他人なんてどうでもいいと思いながらも、一方で、出会って長くなんだかんだと一緒にいるワトソンや、ベル刑事、警部、キティ、ハドソンさん、後々はワトソンの家族を含めて、知り合った人たちをホームズなりに大切にしてる様子が本当にとても好きです。そばにいたら、嫌な人間だと思うと思うし、でも、長く見ていく中で、下手にとりつくろわれるよりはいざというとき頼りになるのはホームズタイプだよなぁ、と私は思います。

ある程度器用に立ち回りつつも、自身の恋愛となるとめっぽう不器用というか、もっとうまくやればいいのにと思わないでもないくらい、素直に恋愛をする、ワトソン。他の人間関係もうまくやるし社交性もあるのにね。なんだかそういうところに、人間らしさというか人間臭さを感じます。

ベル刑事。物語が進む中でとても大切な役割を果たしているように思います。ネタバレになるので、多くは書きませんが、ホームズはベル刑事のことを刑事として認めていて尊敬していて、一緒に仕事をしていてよりやりがいを感じているし、居心地もいいんだろうなとみていて思います。どんな仕事をするか、誰と仕事をするか、どっちを選ぶかというけれど、そういう意味では、ホームズは恵まれているんだなと思います。何度も危機はあるけれど、それぞれ乗り越えるし。ホームズも、ベル刑事も。ワトソンもそうですがベル刑事も恋愛がらみで苦労しますね。一度ならず。

警部に関してもそう。奥さんとの関係でいろいろあったあとも、最終的には幸せに…何をもって幸せっていうんだろう?どんな苦労をしょってでも一緒にいたいと思う相手に出会うこと?じゃあほどほどの幸せでも良かったんでは?分からん。分からないけれど、ここまで来てしまうとほかの選択肢がなかった、としか言いようがないというか。

ハドソンさん。ハドソンさんの突然の登場とあまりのあっぱれな恋愛模様と、さらにそこから自立しようと模索するという自分探しの旅のさなかの人が物語の途中に突然現れる感じがたまらなかった。正直、何か物語とのつながりを常に考えてしまうんだけれど(実はこの人犯罪者?とか、この人の彼氏が犯罪者?とか、とにかくそういうつながりを求めてしまう)、全然関係なかったんだよね。それにしても、大好きなんだなぁ、ハドソンさん。整理整頓が得意なだけでなく、読書家で博識で、ホームズの本の並びを変えて図書館よりも納得する並べ方をするというその才能に、びっくりしました。ホームズが喜んでたもんね。

あ、ホームズの兄であり、ワトソンと…まぁ、まぁ、まぁ、色々あって色々ある人。パンチは強いけれど、正直、あまり好きじゃない、この人。ホームズのことをそれなりに大事にしていて、ワトソンのことも大事に考えていたけれど、それ以外のいろんなしがらみが大変だった人。そして、結果それに喰われてしまったというか。あんまり好きじゃないから、今書こうとしてあんまりなかったことに気づきました(笑)。あんまり好きじゃない人だけれど、全体の流れ上、この人なしに話は進まないのよね。そう考えると絶対必要なんだけれど…やっぱりあんまり好きじゃないんだよなぁ。なんでだろう?

アイリーンに関しては、もっと何も言いたくない。

あとは、ホームズの父。うーん、この人もなぁ、この人ねぇ、うん、あんま好きじゃない。

キティ、好きです。この人も人付き合いがもともと苦手なのか、事件をきっかけに苦手になったのか、とにかくホームズと二人きりでよくやってこれたなと思うくらいの不器用コンビ。ここにワトソンがいれば大丈夫、な感じがしてしまう。最終シーズン観るの楽しみだなぁ。キティ好き。

最終シーズンでもちろん一番気になるのはホームズとワトソンの関係。でも、結局あんまり変化ないと思うんだな。そうなると一番楽しみなのは、キティなんだよね。キティがどう変わっているか。あぁ、いつ観る覚悟ができるかなぁ。とほほ。

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