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#280 「生きるため」に

毎日笑って「ありがとう」と声に出して言っていた、愛知県在住の吉見典生さんがご逝去されたのは2023年の11月29日。

良い習慣がクセになっていた彼の姿は、多くの笑いヨガ実践者に感動を与えてくれました。

今回のnoteでは、2023年に吉見典生さんについて書かれたLINEコラムをご紹介します。

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愛知県在住の笑いヨガティーチャー吉見典生さん。

60歳で膀胱がんになりましたが、当時は笑いヨガを知らなかったけど笑いで治した猛者で、2009年の日本笑いヨガ協会の第1回笑いヨガティーチャー養成講座に参加され、以後笑いヨガを実践されていました。

しかしその後、食道がんを発症。
食べられないし、水も飲めない、痛さで眠れない。
痛み止めを使ってもあまり効かないのですが、毎日笑って、感謝の行(ありがとうございますと10分言う)もしています。

余命宣告期間は昨年末で、医師からは生きているのが不思議と言われるほどでした。

しかし、吉見さんは、あきらめません。

何をあきらめないのか!

自分の人生が豊かであることを、あきらめてないのです。

確かに彼はすばらしい家族に恵まれ、もろもろ客観的には十分に豊かです。

しかし、病に翻弄されている時間をもっと豊かにするために、5-6月には25日間、モンゴル旅行。砂漠や山にも行かれました。

今、身体はすごくつらいけど、幸せな気分だとおっしゃいます。

モンゴル旅行記を書き上げるので、そこまでは死ねない。
そして死ぬのは覚悟できているけれど、あわよくば治ったら、世界中を走り回りたい!

「笑いはこんなにすばらしい」

「生きることは、笑うことだ」

と力強く語る吉見さんに、笑いヨガは希望であり、本当に痛みを超える力を与えていると感銘を受けました。

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同年8月には、オンラインサロン笑い道のイベント笑いカフェに登壇して、講演をしてくださいました。本当にありがとうございました。

一周忌を迎え、あらためて吉見さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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2023.5.25,8.22,12.5 配信 Vol. 684,697,742 “豊かな人生、笑いは希望をつなぐ、自分のクセ”編纂
日本笑いヨガ協会公式LINEを加筆再編集しました

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▼モンゴル旅行出発前に吉見さんに会ってお話を伺ったコラムはこちらから読めます。