#79 笑いヨガとは何か (1)
#65から前号までは、『笑いヨガのスピリット―笑いの達人が教える5つの極意』（2013年発刊/販売終了）を中心にDr.カタリアの言葉や考え方をお伝えしてきました。
今回からは2013年に高田佳子がメルマガ「こころと身体に効く笑いヨガ」で投稿した、笑いヨガについての考察や笑いヨガを日本で上手にやるためのコツを再編集してご紹介します。
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「 笑いヨガとは何か 」
日本笑いヨガ協会では、シンプルに「笑いの健康体操」と言い切っている。
免疫力を上げて、酸素をタップリ取り込め頭も気分もスッキリ。
自分を解放することができる。
コミュニケーションが良くなり、人と人とのつながりが感じられる。
と効果を羅列してみても、笑いヨガはどんなものか想像できないし、
ヨガの呼吸法と笑いのエクササイズを組み合わせたもの
といっても、どんなものかは想像できないだろう。
こればっかりは、YouTubeなどで観ても理解できない。
むしろ映像で見ると、形式だけが独り歩きし笑いヨガの本当の姿はわからなくなる。
（文章は2013年に執筆。現在は高田佳子の笑トレ（笑い道）としてYouTubeで分かりやすく笑トレ動画を配信しています）
時々体験会などに「見学させてください」と来られた方には、基本見学はお断りし、「誰でもできる笑いの健康体操」と説明することで体操として参加していただけるようお誘いする。
体操であると割り切ることで、「笑う気分になれない人」「笑うことは抵抗がある」人にも受け入れてもらえる。
日本笑いヨガ協会主催講座でリーダーになった方からこんな趣旨の質問をいただいた。
『「作り笑いというのは、心理的にはどこから作り笑いが自然な笑いに変わっていくのか？
そして、ココロから楽しい笑いが発生する原理の明確な違いを知りたい」
という質問をされたが、自分には答えられなかったので、教えて欲しい。』
私の教え方ではこんな質問をされるはずがない。
私の解釈では、笑いヨガは「作り笑い」をするものではないからだ。
笑いヨガは、「笑いの健康体操」だから、笑う必要は全くない。
笑うという動作をすることから始める。
また、笑いヨガで自然な笑いに変わる人もいれば変わらない人もいる。
だから、笑いヨガとは笑うものではなく「健康体操」と言い切ることで、こんな疑問は出ないのではないかと思う。
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まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.200 “笑いヨガとは何か” (2013.5.28)
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高田佳子のYouTubeチャンネル『高田佳子の笑トレ（笑い道）』では、人生を快適にいつもご機嫌でいたいと考える人へのエクササイズを紹介しています。