0914 考え

歳をとった
小学生の頃のこと、ほとんど何も覚えていなくて
部屋を掃除すると時々出てくる思い出の断片に
懐かしい、なんて感じて、もう大人なんだなって
中学生の頃のこと、忘れかけている
部活の道具は家にあるのに
もう一度コートを走りたいとは思わない
好きだった人からもらった名札はまだリュックに入っています
高校生の頃のこと、あまり覚えていない
記憶としては新しいはずなのに、
やっぱり人間ってうまくできているんだな
刺激しなければ嫌なことは思い出されない
楽しい思い出で上書きされている、気がする
かっこいいあの先生にはもう時期会いに行きます

このままズルズルと生きていって
わたしは何になるんだろう
神様になんてなれやしないのに
ずっと何かと向かい合わせで生きている
逃げたらきっと、わたしじゃなくなってしまうから
わたしがわたしたる所以を見失ったら何も残らないし
今更変えられないし変えたくない
好きな食べ物は変わらないのに嫌いな食べ物は変わっていくこと、不思議だよね

季節が過ぎていくのをひたすら、じっと、
座って待つだけ
小さい頃、歳はとらないと思っていたし、大人になんかならないと思っていたのに
そんなことを考えてしまった

記録です

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