2024.4.26:6:30

体調が悪いといったら、ポカリとアイスを買ってきてくれた。
深夜、何度も熱がないか確認して頭を撫でるその優しさに微睡の中で身を委ねていた。

真っ直ぐに好意を向けられること、無条件に大切にされることに慣れていないので、こういう時自分は何ができるかを考えて罪悪感を抱いてしまう。無条件の愛を、躊躇なく受け取ることのできる人は、それ以上はないくらい強く、幸福な人だと思う。

自分を大切にしない人に時間を使わなくていい。人間関係は合う、合わないだから、ダメになってしまったことをそんなに責めなくていい。
ただ、大切にしなければいけない。誠実に、思いやりを持ち相手にきちんと向き合うこと。それでもダメならそれは合わなかっただけだよ、と胸を張って思っていい。

考えすぎて好きとか正直分からない。一途がいいとかいうけれど、一途でいる自分に酔っている気がして気持ち悪くなった。今は利益とか長期性とか関係なく、直感を信じて、その時大切にしたい人、その気持ちを返してくれる人を大切にしたい。


明け方、となりで眠る顔を見て綺麗だな、と思った。この人を具現化したみたいな、曇りのない、とても綺麗な顔。

そっとベットを抜け出し、書き置きをしてバイトへ向かう。
生活に思いやれる人がいることが、私が生き延びるために必要なものらしい。

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