2024.4.10：ごめんね

23:11、新宿のWendy’sで泣きながら日記を書いている。ちゃんと今日で終わりにする。久々に感情をこんなに上手く処理できなくてどうしたらいいかわからない。

本当は多分ずっと好きだった。
恋愛ってタイミング9割ですよねとか言って笑っていたけれどあれは誤魔化しで、そんなこと思う時点で揺れてた訳で、彼氏がいながら靡いている自分を許すことができなくて、気持ちに蓋をした。
元々付き合っていた人と、向き合ってくれなかったことも、なかなか会えないことも、上手くいかなくて結局別れてしまったこと、ちゃんと痛かったし辛かった。
でも、すぐ写真は消せたし、あんまり泣かなかったのも多分、どこかで先輩のことを頼りにしていたらだと思う。彼氏以外の関係で支えてくれる人がいるから大丈夫という甘え。現実から目を背けて、そしどこかでいつか終わるのだろうという諦めを着々と進めていた。
別れた時の悲しみは、信頼した人との関係が元に戻らないという悲しみであり、失恋という面ではダメージが少なかった。

身代わりにしたのか、本当に惹かれたのか、最初は正直わからない。どこからが尊敬でどこからが恋慕かその境目もわからない。ただ、私は先輩のことを、ずいぶん長く、代わりとかではなくちゃんと好きだった。

どちらにも最低なことをしている。弱さ以外の何者でもない。だから本気にされないのも遊ばれるのも自業自得だ。
あの時自分の気持ちに蓋をしなければ、逃げなかったらよかったなんて遅いしずるい。自分が蒔いた種だから。

ていうかなに深夜料金って、こっちは涙堪えながら食べてるというのに。
硬すぎる白玉、柔らかすぎる餡子、そのくせ抹茶プリンはしっかり美味しい。こういうちゃっかりしているところが好きなんだよな、ぽたぽたと涙が落ちた。

どうせこの気持ちも明日になれば大丈夫になる。だから今日だけは許して欲しい。