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7月7日に最近の悩みを言う
ゾロ目シリーズというわけではないけれど(なんなら公開日は8日になっちゃったけど)、久しぶりにnote書きます。
最近とっても悩んでいることがあります。
私たち合同会社浜と山とは、地域とつながる場として「コワーキングとコミュニティオフィス 風笑堂」を運営しています。
普段コワーキングスペースとして機能している風笑堂ですが、週末はイベントや撮影会、会食など、レンタルスペースとしてご利用される方が増えてきました。
いいねいいね。
地域に開く風笑堂。
理想の形です。
そして私たちも地域とつながるイベントを3つ。
4月からイベントシリーズ始めました。
今あるものを整えて日々の暮らしに活かす講座「生活のこしらえ」
子どもと保護者のための特別開放デー「風わらうこども堂」
クリエイターのクリエイターによるクリエイターのためのイベント「クリエイターズジャム」
これらは、(少なくとも現時点では)地域活動であり利益事業ではありません。
我々のCSR活動的な側面があります。
(地域活動に利益を求めてしまっては参加費がバカ高くなってしまうし…)
で、今の悩みというのはですね。
市、県、国と、地域活動に対する助成制度がいろいろあります。
私たちの活動も対象になります。
ただ、私たちは申請できない。
なぜなら「会社だから」です。
地域活動に対する助成制度は、主催があくまでも「地域団体または個人」なんです。
会社は対象外。
「それっておかしくない!?」
という話は以前、株式会社を経営する傍らこども食堂など地域のこども達のための活動をしている知人からも聞いていたのだけれど、今まさしく、私たちはその壁にぶつかっています。
活動に参加してくれる方には(例え金額は低くても)謝礼は出したい。
でも、ボランティアが前提でバイト代を発生させると助成金は出せませんよ、というのも少なくはない。
私たちは起業する前、合同会社にするか一般社団法人にするかでかなり悩みました。
メイン事業はWebマーケティングなので、非営利であるNPOの選択肢はナシです。
出した結論は合同会社。
私たちはあくまでも「事業会社」なんです。
でも今は、一社にしときゃよかったかもなって、後悔することもあります。
助成制度を使えるから、というだけではないけれど、地域活動をするためには、営利法人だとなかなか制限が厳しい。
じゃあ一社を別で作ればいいのか?
ということも検討してみました。
一社でイベントを作って、その会場を、合同会社浜と山とが運営する風笑堂にして、会場使用料を風笑堂に支払った場合、いわゆる「利益供与」という形になってしまうのだそうです。
(一社のイベントに風笑堂を無料で貸すなら問題ないかもだけど)
地域団体を立ち上げるなら、私や風間ではなく、私たちの想いに共感し同じ覚悟を持ってくれて一緒に活動してくれる別人格に代表をお願いする、という手もあるらしい(そもそも私も風間もこれ以上団体を立ち上げるキャパがないということもあり…)。
今は、営利法人である浜と山とで地域活動を営利事業に昇華していくか、別で市民活動団体を立ち上げるか、とっても悩んでいます。
私たちはボランティアの地域活動がしたいのではなく、事業を通じて地域に貢献していきたい。
貢献?
いや、その言い方もおこがましい。
地域とつながっていきたい。
地域の困りごとがあればそこにコミットして解決のお手伝いをしたい。
そのために、事業で得た利益を地域活動に流用する、という従来のやり方ではないやり方を考えなければいけない。
そんな局面に立っている…
というのが現状です。
会社を作って一年。
いろんなことを始めてみてやっと分かる、社会の仕組みやあれこれ。
さて…これからどうしていこうかな。
「考えが甘いんだよ!」
という声も聞こえてきそうだけれど…
事実なので仕方ありません。
私たちはまだまだ甘い。
この辺にお詳しい方いらっしゃいましたら、助言いただければと思います。
そしてもし、私たちと一緒に地域活動をしてくださる方がいらっしゃったら、ご連絡ください。
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