【チェスの駒みたいに】
「クイーンズギャンビット」というドラマをご存知でしょうか。
チェスが男性の競技とされていた時代に、突如現れた天才チェスプレイヤーの女の子。その子が、天狗になった男たちの鼻をへし折っていく話なんですが、(本当はもっと深い内容の話がたくさんあります笑)、主人公最強系ストーリーが大好きな僕は憧れを抱き、チェスを本気で勉強しようと、セットを買ったことがありました。
結果は一ヶ月ほどで、手もつけなくなるという目に見えたものに。
最近、数年ぶりにチェスを再開したんです。
コンピューターはちょっとレベル上げると急に強くなるから嫌い。
でも、音楽もなしに、全然違うことに集中できる時間ができたことに、後で気づきました。
ポーンという、一番弱い駒があります。(将棋の歩ですね。)
なんとか生き残ったポーンが、反対側の岸に着くと、クイーンと同じように動けるようになります。
縦横斜め。何マスでも進めます。
最強です。
いつか自分のやっていることが、花開くことがあると信じたいって思います。ポーンみたいに。
一マス前までは一歩ずつしか前進できなかったけど、気づいたらどこまでも動ける最強の駒になる。
だから、ポーンみたいに、もう少しだけ頑張ろうかなって。
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