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なにものかになりたくて

"2週間に12冊"


WARAを立ち上げ ほどなくして
本を読む生活を始めた

理由はいたってシンプル
何者でもないわたしが人から欲してもらうには
秀でたものが必要だと思ったから

WARAという名で活動を始め
1年半とすこし

最近友人から
"暦マスター"という称号をいただいた

とても嬉しかった


日本のことばや文化のことを発信しているせいか
最近わたしに対して
博識な印象をお持ちのかたが多い気がする

しかし実はそうでもない

一番苦手な教科は歴史
五教科が少ないという理由で
専門科の高校へ進学したほどだった

ちなみに当初は
仲秋の名月ってお団子食べる日だよね
冬至ってかぼちゃを食べる日だよね
というくらいの知識レベルでした


毎日発信すると自分と約束をしてからは
インプットとアウトプットの繰り返し

専門的な知識の投稿をする際には
最低3つの文献を読んだり
インターネットで精査する


そこから主となることばを拾い集め
足したり引いたり

すぐにアウトプットすることで
自分が本当に理解しているのか
確認することもできる

うまく綴れないときは
わかったふりをしていることが
痛いほどよくわかった

1年間毎日続けたこと
実際にこよみや年中行事を
体感しながら学ぶことで
身になった部分も大いにある

そして毎日投稿していることが
信頼に繋がるということは
思わぬ副産物だった


藁やこよみのことはもちろん
心理学や経済学
東洋思想や建築 デザインに至るまで
気になるものはジャンル問わずとにかく読んだ

ここで大切にしていたのは
全て読みきらなくて良いというルール

本というと全て読まなくては…
と身構えてしまうけれど
もっと感覚的でよいと思う

気になったけれど読んでみたら難しすぎた
ということは往々にしてある

なので基本的に本は図書館から


持たない暮らしを理想としている身として
本当に良かった本だけ
年間5冊を上限に手元に置くようにしている

ちなみに2週間で12冊というのは
図書館の返却期限と最大貸出数だった


たくさんの本に触れることで
たくさんのことばに触れ
たくさんの引き出しが身についた


少ないながらも
お声がけをいただけるようにもなった
本当に有難い


何かをはじめるとき
遅すぎることなんてないと思う

思い立ったが吉日
やるかやらないかは自分次第


まだまだ道半ばだけれど
少しずつ
興味を持ってくれる人や
応援してくれる人が増えてきた

ご縁は大切に育んでいきたいと思う

心から




わたしの経験を活かして
何かを始めたいけれど二の足を踏んでいる
そんな人のお手伝いもできたら嬉しい

共に歩みたいと思ってくださったかたは
満月にお声がけを


WARAの何かが
あなたと響き合えますように…



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