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先を見据えた年金制度との上手な付き合い方とは

年金制度改革法案が可決され
2020年10月から段階を踏んで
年金制度が一部変わります。

今回は、変更ポイントを整理の上
裏のメッセージを読み解きます。

ズバリ、裏のメッセージとは

このまま年金を支給し続けると
年金制度が崩壊します。

今後の年金支給は、
段階的にズラしながら支給します。

改正ポイントって何

1.繰り上げ・繰り下げ制度の改正
2.在職老齢年金制度の改正

1.繰り上げ繰り下げ制度/2022年4月改正

今、支払っている年金額で
ひっ迫しています。
どうか後ろへ倒してください、
その代わりと言ってはなんですが
増額します。

繰り上げ制度のポイント

通常65歳からもらえる年金を
早くもらうと年金額が下がります。

今後の改正点については
支給開始は60歳からで変わりませんが
減額率が月額0.5%から0.4%へ
変わります。

繰り下げ制度のポイント

通常65歳からもらえる年金額を
遅くもらうと年金額が上がります。

今後の改正点については
延長期間が70歳から75歳まで広がります。
増額率は月額0.7%のままですが
増額期間が5年分増えました。
最大で84%分の増額が可能となりました。

2.在職老齢年金制度/2022年4月改正

60歳以降も頑張って働いて
社会保険料を払ってください。
代わりと言ってはなんですが
今までより給与を稼いでも
年金はカットしません。

在職老齢年金制度のポイント

再雇用で60歳-64歳で働く場合、
月収と厚生年金の合計額が
28万円を超えると、超えた金額の
半分が年金額から差し引かれました。

今後は、47万円まで引き上げられます。
給与が28万円を超えていて年金を
支給されている人には朗報です。

本日の問いかけ

「あなたは自分の老後生活を守るために
 今日から、何をやりますか?」

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