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『これからのお金の教科書』 田端信太郎 著

『これからのお金の教科書』
田端信太郎 著

◆仕事

・会社で仕事をして給料を貰うことは、自分が望む人生を送る手段にしか過ぎない。全てはツールであり手段。そして会社はただの紙切れ、概念でしかない。

・他人から見れば割に合わないお金の使い方でも、そこから得られる体験は自分の器を大きくする事になるなら、使うべき。

・それなりに成功を収めている人は食事を奢る事をためらわない。なぜなら結局そういう人(他人のためにお金を使える人)に情報やお金は集まってくるものだから。

・自分の名前がちゃんと外に見える仕事をするべき。

◆自己投資

・自己紹介する上ではあくまで他人は自分に興味がないと思うべき。自分の資本は何で、それを使って何を提供出来るかを考えるべき。

・資産運用や節税は大切だが、元本が大して大きくなければ大佐がない。もっと大切なのは自分の資本、市場価値を高める自己投資を積極的に行うべき。他人は他人、自分は自分のスタンスで自己研鑽を積み重ねるべき。

・年収1,000万未満ならまずは自分の年収を上げること。TOEICが100点上がる毎に年収は10%上がるイメージ。

・「価値」と「価格」の違いは常に意識するべき。「コストベース」ではなく「バリューベース」の値付けが出来れば、売値は稼げる。

◆実生活

・家を買うのも借りるのも、結局は自分が望む暮らしをするための手段に過ぎない。

・結婚したら当たり前に生命保険に入るという考えは捨てるべき。

・家を買うときは自分が売るときに誰が買うかをイメージするべき。そのイメージが明確に出来れば「買い」の物件である。

・現金利用者ほどお金の行方が分からなくなるし、クレジット利用者の養分にされていく。

・自分の10分の価値を高める、時間への投資行動を心がけるべき。

・物件を売値で見るのではなく、坪単価で考えてみる。

◆転職

・いつでも辞められるように自分を磨いておく。抜けられたら困る人材になるのがベスト。

・目先の待遇や周囲からよく見られるという転職理由はNG。評価基準等の本質的に自分に合うところに転職すべき。
イマジネーションの広がらない仕事はするな。

・転職するにあたっては、上司にしたい人の名前を名指し出来るレベルまでリサーチしておくのは当然のこと。

・転職や企業の際には、xxが手に入るという仮説を持ちながら失敗する場合がある事を前提におく。そして、絶対に守らなければならないもの(給与水準等)は失わない様にしてチャレンジする事。

・休日は将来的に資本になりそうな事の知識や経験を積み重ねるべき。

◆その他

・「自分の成功は幸運のおかげだと感謝するべき」それは現実的な処世術である。

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