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Day18 あの子の休日の使い方

梅雨もようやく明けいよいよ本格的な暑い夏が始まりましたね。

会社の皆様は今日から夏休みという方も多いのではないでしょうか。


私も今日から1週間程夏休み。

とはいえ来週は夏休みを返上して出勤することが確定しています。

自分から申し出たのですが、あるべき姿ではないですよね。


我が社計画的付与制度を適用させ無理やり労働者に有休を消化させますが、

こうでもして休まないと皆働いてしまうんです。

少人数の専門士業事務所ですが、個人事業主の集まりみたいな感じ。

社員はほぼ全員独立志向なので、

趣味と仕事がほぼ一致してしまっているといえると思います。

だからある種休日出勤は夏休みと同じですよね。笑


さて。昨日私が憧れている女子社員(齢27歳)とランチしていて、

OFFは何をしているのか、という話題から

私が知り得たことをを共有させていただきたいと思います。



女子社員は入社して4カ月。

社長が期待の新人と太鼓判を押して面接した日に即採用となりました。

彼女の仕事ぶりはそれは期待以上に優秀。

元ホテルマンをしていたことから電話対応や話し方も完璧。

出来る女!って感じでかっこいいなーと感じさせます。

更に、もんのすごくストイック。

日本を代表する超・高学歴がそれに説得力を持たせます。

昼休みのルーティンは、食事を15分で済ませ、

残り45分はきっちり勉強をしています。

聞けば、週末は1日10時間勉強しているということでした。

年間1,000時間以上勉強しないと合格しないと言われている、

超難関資格も彼女なら一発合格するだろうとそんな気にさせられますし、

一貫して行動を繰り返しているのを見ると励みになるんです。


そんな彼女にどうやったらそんな風にストイックになれるのか、

を聞いてみたところ実に現実的な答えが返ってきました。


・趣味がない。唯一あった趣味のホットヨガもコロナ過でできていない。

・彼がニート。手に職をつけて安定した高収入を得られる仕事がしたい。

・お金がないからそもそも遊びには使えない。

・友達が居らず人付き合いがないので遊びややりとりをすることがない。

・食事は1週間分下ごしらえして考えずに手軽に作れる同じメニューを毎日食べている。より良いものを食べようという欲があまりない。

・読書は好き。教科書は読書を読むのと一緒、と。


思わず「なるほど」と頷いてしまいました。

徹底して、人に振り回されることがなく余計なお金をかける習慣もないので

シンプルにやることが勉強しかない、という。

更に彼との生活を支えようという野望と危機感がありました。

前提として、彼女の生活には勉強に向けることができる余白がありました。

だからこそ、生活・環境・意志のすべてを試験合格に、

意図的に向けることができたのです。

この徹底ぶりには驚きました。


私なんかは、時間的自由と興味関心の数が多いので、

つい娯楽へ足が向いてしまいます。

行動力画だけはあるので、広く浅く手をつけて、

本質的なことについては何も手に入れられていない、

と同じ悩みをグルグルと抱えてしまっています。

お金で解決できたらどれだけ楽なのだろうとさえ思います。


勉強できない、あれもこれもしたい、だなんて言い訳。

本当に成し遂げたいのであれば、すべてをそれに集中することで、

片手間にはしないこと。

それだけの覚悟が私にあったかどうか。否、ですね。


しかも、試験合格ってお金で解決できるようなことじゃないから、厄介。

時間とお金を割いても手に入れられる保証はない。

運に左右される部分も大きいですから。



そして、目標達成できるかどうかの特性ってあるよな、と思いました。

彼女は自分なりの勉強のコツをよく知っています。

学習感度が高いというべきかもしれません。

そう、これまで培ってきたものが私とは土台が違います。


才能がない人がどう積み上げてもダメ。

これって厳しい言い方だけど本質的だと思ってるんですよね。

ストレングスファインダーでも、強化すべき才能には力を入れて延ばせ、

と言っているのですが、そうではない資質は、

伸ばしてもそこそこにしかならないだろうから確認だけしておけよ、

といったニュアンスで説明されていますよね。


でも、それで諦めてしまえばそれ以上にならない。

ストレングスファインダーの場合は、

上位資質で甲斐資質を補うことはできる説明しています。

直接的に目標達成する能力がなくても、

自分の他の能力を使って達成する方法を見つけることができれば、

それは達成されるということ。

でもその道は簡単ではないでしょうね。

あまりに自分の能力値にあわないことはいっそのこと

諦めてしまったほうが良いのかもしれません。


私は「それ、いいな!」と思ったら、

熱が冷めないうちに実行することを心がけています。

そんなアイデアに出逢えたことには感謝だし凄く嬉しいことだから。

自分の能力値を知ること、

続けられない意志の弱さと向き合うことになるのが怖い気持ちもあります。

だけど、彼女の行動は私にも実現可能なことだから出来るような気がする。

正直なところまだ目標達成した自分のイメージがついてはいないのですが。


せっかくのアイデアをスルーするのも自由。

何もしなければ傷つきませんし、

言い訳してやらないことを別の選択をした自分偉い!と

ポジティブな発想にして美談にするのが今風かもしれません。

でも、仕事上あったら相当なバリューになる資格。それを取得する目標。

前半で記載したことと真逆になってしまいますが、

それでは、趣味のように没頭しているはずの仕事に

果たして本気になっていると言えるのでしょうか。

自分の付加価値を挙げたいなら真正面から関わりたいものです。


人から非常に有益な情報を提供してもらったのなら、

何かをきちんとお返しするのもマナー。

まずは、非常に簡略的なのですが、

相当お疲れの様子だったのでレッドブルを買ってきて差し入れました。

本当ならもっと本質的に喜んでもらえることでお返ししたいですけどね。


今日はここまで。

最後までお付き合いくださり有難うございます。

私の体験や思考がどなたか一人でもお役に立てばこれ程のことはございません。


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