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12回の継続セッションで想像もしていなかった未来を手にいれる

先日、あるクライアントさんとの継続セッションが終了しました。最後の12回目はまさに完了セッションという感じで、1つのフェーズが終わり、新たなフェーズが始まるという感じが伝わってきました。

コーチングには守秘義務があるので、クライアントさんの許可なく内容を公開することはありません。今回は、私の視点から改めて実感したコーチングの効果を書き残しておこうと思います。(※念の為ご本人の許可もとっています。)この記事が、コーチングを受けるか迷っている方の参考になれば幸いです。

クライアントさんは本人の想像もコーチの想像も越えていく存在

クライアントさんから「コーチングを受け始めたときに、こんな未来が来るなんて思ってもいなかった。」と言われることがあります。私自身もそれを実感したうちの1人です。私もコーチングを受け始めたときには、東京から福岡県糸島市に引っ越すなんて思っていなかったし、会社員を辞めるなんて思っていませんでした。

コーチングを受けると、より短期間により高い目標を達成します。理想の未来や今感じていること、そこから見えてくる自分の価値観やリソース(既にある実績やスキル、人とのつながり)を言葉にする時間を持つこと、そして、目標に向けた複数の行動案の中から意思決定し実行することは、私たちを想像もしていなかった未来に連れて行ってくれます。

その理由はいくつか考えられるのですが、特に関係しそうなものは下記の理由です。

  • 思考の枠を外して理想の状態をありありとイメージしてもらうから。

  • 自分にとって大切なことにアンテナが立つから。

  • 1歩進むとまた次の1歩が見えてくるから。

  • 成功体験も失敗体験も学びに変えていくから。

セッションと行動を重ねることでテーマや目標も核心に近づいていく

また、最初のセッションで出てきた目標は行動を起こす前の”現在の自分”が想像できる目標なので、セッションと行動を繰り返す中で気づきや洞察が生まれ、「人生を通して体験したいことは何か」、「何に喜びを感じるのか」というような核心的な目標に変化していきます。

今回の継続セッションでも、セッションのたびに今感じていることを確認し、柔軟に目標を見直し、行動した結果、クライアントさん本人も私にも想像していなかった結果に立ち会うことができました。

コーチングについて学んだとき、「クライアントは本人の想像もコーチの想像も越えていく存在だ」と習ったのですが、まさにそれを実感したセッションでした。

自分に正直であることを許容すると物事がスムーズに流れる

「コーチングセッションはクライアントとコーチで一緒に創り上げる」と言われているのですが、特にクライアントさんがどこまで正直に話してくれるかが結果に大きな影響を与えると感じています。

「こんなことを言ってはいけないのではないか」、「こんなことを言ったらどう思われるだろうか」と思って言えていないことがあれば、ぜひそれを言葉にする機会としてコーチングセッションを活用して欲しいと思います。押さえ込むことに費やしていたエネルギーが必要なくなると、本当に使いたいことにエネルギーを使うことができ、身体が楽になることもあるのでおすすめです。

そのためにコーチは、クライアントさんが自身の感情、物事の捉え方、関心、信念、懸念などをありのままに表現することを承認し、自己表現を支援します。加えて、そこにはクライアントさんの勇気も必要です。コーチングにお金を払うとき、「お金を払って正直になる場を買う」と言っても過言ではないかもしれません。

  • 言葉に出すことで触れてはいけなかったことが触れても大丈夫なことに変わる。

  • 言葉に出して自分の身体に響かせることで、それがどれくらい自分にとって大切なことかを確かめる。

正直に言葉にすることありのままの自分を許容することであり、その結果、力がみなぎり、より早く、より大胆に、自信を持って行動することにつながると感じています。さらに、コーチングセッションの中で正直に話す体験を積み重ねると、日常生活の中でも自分の正直な感覚を素直に受け取ることができるようになってきます。

今回もクライアントさんからも、自分に正直であることを許容すると、迷いや恐れが減り、物事がスムーズに流れるということを教えてもらいました。

最後に

この期間はクライアントさんと一緒にコーチングの醍醐味を味わいながら、最後は祝福の気持ちでセッションを終えることができ、私にとっても充実した時間になりました。これから新しく出会うクライアントさんとのセッションも楽しみにしています。


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