CSの展望（というか希望）

B.LEAGUE22-23シーズンのレギュラーシーズン60試合が終了しました。
60試合フルで実施できて、100%収容や声出し解禁もされて盛り上がりも戻ってきて最高だったんじゃないでしょうか。

2月のバイウィーク頃から試合感想ブログを書くのが途絶えてしまって再開のタイミングを失っていたのですが、ここからまた再開してみようかななんて思っています。

ずっと川崎目線でばかり書いてたんですが、今日はCS出場の8チームそれぞれの目線で個人的感想を書いてみたいと思います。

千葉ジェッツ

天皇杯も取って、シーズンを最多勝・最高勝率で駆け抜けたド本命。
けが人がいる中でもロスター全員がちゃんと活躍して勝ち星を落とさなかったです。

毎年ずっと強いんですが、今シーズンは特にもう一段拍車がかかった印象があります。

誰が怖いって的が絞れず、誰がヒーローになってもおかしくない強さは他7チームからは脅威でしかないです。

千葉ブースターにとっては戦力も運気も充実してて、ここで前人未到の三冠王を取るしかないでしょ！ってモード。

正直千葉が負けるイメージが全く湧かないです。

広島ドラゴンフライズ

ワイルドカードでの出場ですが、それは西地区だったから。
穴が少なく勝負強いバスケが観てて気持ちいいです。

CS初出場が意外だなって感じるくらいには強豪の貫禄と文句なしの戦績での出場。

個人的にはじーつーがYouTubeで言ってたファイナルで広島vs川崎が実現されてほしいので逆の山で一番応援しているチームです！

アルバルク東京

指揮官の交代、田中大貴の長期離脱、終盤にはPG陣が軒並み怪我離脱と苦しいシーズンだったと思います。

それでも東地区堂々の2位でCS出場。

昨シーズンは天皇杯の辞退もあったりと苦渋を舐める期間があまりにも長すぎるので報われてほしい。

なぜだかアルバルク東京は"B.LEAGUEの絶対王者"というイメージがあります。

島根スサノオマジック

もはやダークホースでも何でもなく、優勝候補筆頭。

タイムシェアが主流のB.LEAGUEでビュフォード選手や安藤選手筆頭に主力のプレータイムが異様に長い。

なのに疲労せずゲーム終盤でも圧倒的に勝負強い。

どれだけディフェンス頑張ってもそれを上回るパフォーマンスをしてくじいてくるのが憎らしいくらいに強い。

P.S. 今年のリーグMVPはビュフォード選手にあげたい。

横浜ビー・コルセアーズ

河村選手はB.LEAGUEのスターで文句なしですが、それだけではここまでの戦績は納められなかったと思います。

CJやオリバーは最高のロールプレイヤーだし、森井・森川・須藤・キング・赤穂と日本人選手もディフェンスも頑張るし勝負所で泥臭い仕事をきちっとやってのける。

初戦の対戦相手なので戦々恐々としています。河村イヤーになってほしくない…けど現実味のある展開…

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

名古屋の歩んできた道のりを見ると、マット先生やマイヤンが離脱してるのをピーピー言ってられないと思い知らされます。

ロスターが7人になる圧倒的に絶望展開にも関わらず普通に勝ってCS出場してくる…しかも西地区で…

順位こそワイルドカードでの出場ですが、オフェンスレーティングがバカ高い。

昨シーズンはけが人続出で本領発揮できずも決して見劣りしない強さでCSに臨んできたメンタリティーは脅威でしかないです。

ブースターとしては「こんだけ大変な思いしてきたんだからCSでそろそろ報われてもいいだろう」って感じると思います。

ワイルドカードからの優勝、すごく現実的だと思います。

琉球ゴールデンキングス

あれだけ激戦の西地区できっちり今年も優勝してくるのなんなんですか、強すぎます。

6年連続6回目の今大会、そして昨シーズンファイナルで味わった悔しさ、死ぬほどぶつけてくる姿が今から目に浮かびます。

シーズン途中は新しいバスケに挑戦して黒星がかさんだ時期もありましたが、最後にしっかり仕上げてくるところが強豪らしい。

川崎がセミファイナルまで上がれば当たる可能性が十分にある相手、そしてやりたくない相手の筆頭。

CSで琉球相手に沖縄アリーナで勝てるアウェイチームなんてあるのか…

川崎ブレイブサンダース

今シーズン、本当に苦しかった…

これまで通りでは頂点が取れないと腹をくくって、シーズン序盤はチームの再構築に振って、それでもマット先生の長期離脱があって…

しかも新しいカタチへの順応は全然うまくいかずチームもファミリーもフラストレーションの溜まる期間が長くて…

3P主体のチームで成功率はリーグ最下位の期間もありました…
ターンオーバーはなかなか減らず、中地区圧勝という予想のなか苦戦して「中地区なのに」とか「中地区で良かったね」「終わったね」とか好き勝手言われながら…

やっと12人揃ったと思ったらまたマット先生とマイヤンの離脱…
はせもサトルも祐眞も長期離脱はないものの満身創痍…

のーみくんやサトルがCSに向けて上がってきているのは好材料ですが、それでもフルメンバー揃ってないと不安は募るばかり…

戦力充実、戦績十分だった19-20シーズンはコロナで途中中断。
けが人続出でやっとリーグ終盤に仕上がった20-21シーズンはセミファイナルで宇都宮にやられる。
それでも耐えてまた優勝狙えるくらいまで力を蓄えた21-22シーズンはまさかのCS中にコロナでパブロの離脱とはせの怪我で全力を出せずセミファイナル敗退…リーグMVP祐眞の涙…

迫りくる年齢をおして気を吐くニックや竜青さん、そろそろ報われてもいいんじゃないでしょうか…

彼らに頂点獲らせてあげたい。