【ぶんぶくちゃいな】「端午の節句」連休に見る、中国経済事情

仕事やなんやらで10日間、6月の香港に滞在してきた。

15年ほど前にやはり6月中旬に拙著『中国新声代』の元記事の取材で3日間ほど滞在したのだが、このときは暑くて暑くて、朝ホテルを出る前にシャワーを浴びて、昼に時間を見てホテルに戻ってシャワーを浴びて、夕方取材を終えてシャワーを浴びて、夕食終えてホテルに戻ってシャワーを浴びて……という生活を送ったことを覚えている。その結果、4日後に北京に戻ったら「痩せたね」と言われ、実際に体重を測ってみたら3キロほど痩せていた。いわゆるサウナ効果を生まれて初めて実感した。

今年の6月も心して出かけたのだが、違った。着いた途端の雨空。天気予報を見ると、滞在予定の10日間ずっと傘マークがついていた。そうだった、香港にも日本の梅雨のような時期があるのだった。ただ、梅雨というよりも雨季というべき東南アジアでは、雨はどっとバケツをひっくり返したように降ったかと思うと、すぐに上がり、またその30分後にそれが繰り返される。

今回のわたしたちはあまり格調を気にする必要のない取材ばかりだったので、雨模様のときは朝からサンダル履きで出かけ、相手もサンダル履きで出てくるという、東南アジアスタイルで臨んだ。でも、観光客にとっては散々だった。

前回3月に泊まったドミトリーでの出会いが新鮮だったので、香港で合流予定だった仕事相手より1日早く香港入りしたわたしはその一晩だけ、またドミトリーに宿泊した。今回は、それなりに評判が良い別の運営者のドミトリーを選んだ。

●香港にハイキングに来た

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