日本で出版されたアジア関連書籍の感想。時には映画などの書籍以外の表現方法を取り上げます。わたし自身の中華圏での経験も折り込んでご紹介。2018年までメルマガ「ぶんぶくちゃいな」(…
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2024年7月の記事一覧
【読んでみましたアジア本】さまざまに読み比べて知る、「廃れない本当のルポルタージュ」/高野秀行『アヘン王国潜入記』(集英社文庫)
自分でも意外だが、振り返ってみると、この「読んでみましたアジア本」ではもう何冊もミャンマー(ビルマ)に関する書籍を紹介してきた。
いつも、韓国や中華(主に嫌中、あるいは好台)本を除いて、「日本にはとにかくアジアをテーマにした本が少なすぎる!」とぼやきながら書籍を選定しているが、ことミャンマー本に関しては、個人的には特にこの国に思い入れはないのだが、読んでみたどの本も大変印象に残る興味深い本となっ