育休中、人と関わりたくなる。
育休に入り、子どもが5か月を超えた頃。猛烈に大人と会話がしたくなりました。仕事をしていた頃はそんなこと思ったこともなかったのに。
育休中に孤独を感じるとはよく聞くけれど、孤独とはちょっぴりニュアンスが違って「刺激がほしい」という感じでした。
夏場に入り暑くなったので、赤ちゃんを連れてのお出かけがますます億劫になりお家でばかり過ごしていました。そうするとダラダラと過ごすことが増え、YouTubeを見たりドラマやアニメを見たりが。どんどん自分がダメ人間になっていく感覚です。そして話すのは子どもだけ。
子どもと話すと言っても生後5か月の赤ちゃんなので会話には程遠い。
私が一方的に話しかけて「あーあー。うー。」の返事。にっこり笑いながら返事をしてくれるのはとっても可愛い。けれども退屈だ。
私は実家が離れていて、友達も近くに居ない状況なので話す大人は限られています。ちょっと出ていったスーパーでレジスタッフさんと少し話すだけで楽しいと思えるレベル。
夏の暑い中で赤ちゃんを連れて屋外は居れないので行ける場所って限られています。私がよく行っているのは、ショッピングモール、児童館、保育園の開放スペースです。涼しいし赤ちゃんと一緒でも快適に過ごせます。
積極的に話すわけでもはないけれど他のお母さんと会話する機会もあります。
一日のうちに少しでも家族以外の人と会話できると心の満足度がグンと上がるので不思議です。会話と言っても『暑いですね~。』『子どもさん可愛いですね。ありがとうございます。』とかほんとちょっとのものだったりします。それでも嬉しくなるんです。
あと気づいたのが家に居て何もないと夫と会話のネタがないんです。子どもが今日こんなことをした~~~とかは話すけれど、それぐらいでネタ切れが起こっています。誰かと話すってそれだけで、考えさせられたり、報告したくなったり刺激になっていたんだと気づきました。
家に子どもと2人でいる時に何をしていいかわからないんだと思います。
育休中のお母さんたちがどういう風に過ごしているのか知りたいです。
絵本を読んだり、おもちゃで遊んだり、戯れたり。でも限界がある~~~。
眺めていて可愛い気持ちと、自分も何かしたい、だけど子どもを見ているとスイッチが入らない。あ~可愛いな。の不思議な感覚。
家にずっといるとモヤモヤするのが、人と関わることで晴れることが多いです。人と話すことで元気になりました。
今まで仕事をしている時は職場内で人と話す時間の方が多かったので、休みの日はどこか一日はひとりで過ごす時間が欲しいと思っていました。休みの日にひとりで過ごしたくなる自分は人と接するのが苦手なのだ思っていましたが日常の人と接する時間で変化があるようです。人と関わっていると一人になりたくなる、人と関わらないと人と接したくなるんだなと気づきました。だから、空き時間に一人で過ごしたいか、他者と過ごしたいと感じるかで日常の人と接しているレベルがわかるように感じます。
定期的に人と会いたいと思っている今はそれほど、人と関わる時間が減っているんだなと気づきました。育休中でなんだか退屈に感じている方は、もしかしたら人と会うことで解消する可能性があるかもしれません。
私は子どもが5か月くらいの時に家にこもりすぎて、気分が下がってきたのでその時にやってみて良かったと思うことを紹介します。
①程よくスケジュールを入れる
育休期間がまだ半年あると思うとグダグダして家から出ないことが多かったので1週間に2日程予定を入れてみるようにしました。予定と行っても丸一日遊びに行くとかはしんどいので、家から15分ほどの児童館に行くとか。私の住んでいる地域は児童館や保育園の開放スペースが使えるなど、赤ちゃんでも遊べる施設がちょっとづつあります。子どもが5か月なので他の子どもと遊ぶことはないですが、他のお母さんと挨拶をしたり会話をすることはありました。施設への出入りの時間が自由なので小一時間遊んで帰るなどちょっとした気分転換にはちょうどいいです。
あと1歳児から保育園をスタートしようと考えていたので保育園見学も予定に入れていました。保育園見学は今後のためにもなるし、他のこどもの様子を見れたり楽しかったです。また、保育園の先生と話すので人と接する機会にもなりました。仕事復帰の時期などが決まっているお母さんは余裕をもって保育園見学に行くに越したことはないなと個人的に思っています。
一度外出すると自宅内での用事も勢いがついて捗ることが多いので、リセットにもなります。
➁短時間の外出
買い物に行ったり、近所の図書館に行ったりと30分程度の外出は気分転換になりました。
人と話すことはなくても、人がいる場所に行くだけで気分が違う気がします。あと外の空気を吸うというのも大事で気分が変わりました。
一度外出すると自宅内での用事も勢いづて捗ることが多いので、うだうだだらだらのリセットになります。
➂育休の期間を短縮した
本来育休は1年貰えるのですが、自宅内でいると窮屈に感じることが多かったので育休期間を少し早めに切り上げることにしました。
そうすることで期限が見えて生活にメリハリができたことと、より一層子どもとの貴重な時間を大切にしようと思えるようになりました。仕事復帰すると人と関わることが増えるのでそれまでは自分と家族の時間に当てようと思えるようになって気持ちの余裕もできました。
逆に育休中にやめといた方が良かったこともありました。
やめといた方が良かった事①
YouTube・Tiktokなどの動画を見続ける
家で過ごす時間が長くなるとついつい動画を見てしまいます。ちょっと時間が出来たり、家事をする時のBGM感覚でテレビでYouTubeをつけることが習慣化していました。動画を一度見始めると次々と動画が流れ始めるので「もうひとつ見たら終了しよう。あとひとつ、あとひとつ」と結局何本も見てしまってだらだら家で過ごす時間が増えました。ほんと動画って中毒性が強い。動画を家事のBGMにしてしまうとチラチラ見て結局時間がかかっていました。しかも動画も見るなら集中して見る方が楽しめるし、満足できるので
見る時は集中して見るようにしています。
映画は見た後に罪悪感がないので、映画を見ると決めたら時間を取って集中して見るのが楽しみです。動画だと罪悪感が生れるのに映画は生まれないこの差はなんなんだろうと思う事があります。
やめといた方が良かったこと➁
SNS・ネットサーフィン
SNSは自分の興味関心があることがオススメ欄に出てくるのでついつい気になって見ているうちに時間を溶かしていました。子どもが生まれてから気になる事やわからない事がどんどん出てくるので、その度に調べているといろんな情報が出てきてさらに気になる沼におちいります。目の前に子どもがいるのにスマホの画面に答えを探し続けても意味がないなと思い、調べるのは最低限に変えました。
やめといた方が良かったこと➂
生活リズムを崩す
お昼に子どもを寝かしていると自分も寝てしまい夜に寝れなくなりました。軽くお昼寝のはず2時間寝たりしていることもあってそうするなかなか寝付けません。そして夜間に子どもの寝返りをひっくり返したり、起きたら寝かしつけたりするために覚醒するためぐっすりと朝まで寝ることがなくなったこともあり、余計に昼夜逆転傾向になりました。お昼寝の時はこどもが寝たらすぐに自分は起きるようにして、そのまま自分も寝てしまうのを防いでいます。だけどどうしても眠い時は一緒に寝てお昼寝を楽しんでいます。仕事復帰したらできないと思うので今の楽しみだと割り切って。
育休中は私は思いのほか人と話したくなりました。そんなに人と話すのが好きでない私が思うくらいなのだから普段から人と話すのが好きな人はなおさら思うのではないかと感じます。ちょっとの外出機会で気分が全然違ってくるので、いけるところを見つけてみて下さい♪
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