見出し画像

Google の Bard が日本語対応されたので使ってみた感想

こんにちは、ねこねこです。

Google I/O で大きな発表が相次ぎ、興奮冷めやらぬ1日でした。

発表の中核である Bard ですが、日本語対応されていたので早速使ってみることにします。

Bard は情報の鮮度が良い

ChatGPT の一番の(?)欠点である、学習モデルが 2021年までという点を Bard はクリアしています。

ChatGPT で 最新情報を取得するには、 WebChatGPT のようなブラウザ拡張をインストールしなければなりませんでした。

都内でも地域によるのでしょうが、概ね合っていると言えます。

他の質問も試してみましょう。

良きです。ChatGPT のブラウジング機能が霞みますね。

Bard は他の Google のツールとシナジーがある

おそらく Microsoft の6月のビルドに対抗心を燃やしているのでしょう(妄想)。

Google ドキュメント等にエクスポートできるのはとても便利です。

分析結果や記事の下書きを保存するなど、さまざまな用途がありそうです。

Bard は python 実行に便利

Google Colab へのシナジーもあるので、python で書いたコードを即実行できます。

これは便利ですね。

(Google ニュースのUIが変わってたのでこのコードが意図通りに動かないのはご愛嬌)

ChatGPT が勝っていそうな点

純粋に、コーディングは ChatGPT に軍配が上がりそうです。
まだ少ししか試していないので判断するには時期尚早かもしれませんが。

例えば、シンプルなチャットボットを実装する課題を与えたところ、
Bard は指示するたびに html, css, js の3ファイルを毎回提示し、しょっちゅう CDN リンクを書き忘れるお茶目さんでした。

ChatGPT(GPT-4)は安心と信頼のクオリティで、改善時にはコード差分のみを表示する上、チャットの色付けを最初の指示の時点で行うなど、ユーザーインターフェースにも配慮した初期実装を提示してくれました。

とはいえ、Bard が最新情報を知っているのも強みだと思うので、使い分けかなと思います。


しばらく色々試してみて、また気づきがあれば都度ご報告しようかと。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?