大好きだった人。

こんばんは。

久々の更新。
今日はなんだか過去の気持ちを書きたい気分。

ちょうど一年前、大好きだった人とお別れをした。

人生で初めての彼氏。

不器用で破天荒でいつもどうやったらそんなことに巻き込まれるの?!というぐらい楽しそうな日々を送っている人。

見た目も好み。
でもそれよりも、彼の仕事に対する熱量や要領の良さ、かっこいいなと思って憧れだった。

9個上。
当時21歳の私からするとかなり年上だ。

だけどたまに同い年?と思うぐらいアホで、それが大好きだった。

本当に仕事に生きている人で、普段の話も仕事の話ばかりだった。

今日あんなことがあってこんなことがあって〜とか、今こういう状況でどうしよう?!とか。

そうやって楽しそうに話してくれる彼が大好きだった。

たまに私がナヨナヨすると正論をかましてくる。

途中で自分で気づいて違うよね、、って自己解決する。

私が置いてけぼりになる状況も多かったけどそれはそれで好きだった。

彼なりの不器用ならではの優しさだったんだと思う。

他人には理解されない人だった。

私の親にも友人にもやめとけと言われていた。笑

でも正直、カップルの問題って関わってない人には分からないと思う。

本人たちにしか分からない信頼だってある。

結果、ひどい終わり方だったけど私は彼に出会えて彼を好きになってよかったと心の底から思う。

彼に出会ってなかったらきっと今の生き方を選んでないだろう。

彼に出会ってなかったら仕事も嫌いなままだっただろう。

自分に向き合う機会を与えてくれた。

1週間泣き続けるほど大好きだった。

傷つけられたとは思ってない。

彼が選んだ私を傷つけない方法がそれだっただけ。

どんだけ不器用なんだ。笑

ここ最近よく思い出す。

去年で1番辛かった時期はきっとあの時だろう。

必死に気持ちを抑えた。

喉から手が出そうなくらい会いたくなった。

今でも思い出すと心が締め付けられる。

どんな人に出会っても彼を越える人はいるのだろうかと考える。

しんどい時に助けてくれた。

会いたい時に会ってくれた。

ピチピチのタイムスケジュールの中で、時間を割いてくれた。

私は彼の愛情が大好きだった。

私を見る目も、聞き取れないほどの早口も、匂いも、大きな手も、大好きだった。

もし偶然会うことがあるならばあの時はありがとうと伝えたい。

彼はきっと戸惑うだろう。

でも間違いなく私の人生で大きな影響を与えた存在。

おかげさまでたくさんの素敵な人に囲まれて仕事できてるよー!と伝えたい。

私も成長したよ!って言いたい。

遠くから目立つぐらい大きな柱をたててやったね!って言われたい。


大好きだったなあ。


だけど、

また時間を作って会いたいとは思わない。

きっと私は自分に負けてしまう。

せっかく乗り越えた壁を自分の手で壊したくないから。

だからここに書きました。


過去に大好きだった人に突然会いたくなる時ありますよね。

景色や街の匂いは変わらないけど、自分は前に進むからふと立ち止まった時周りを見て気づく。

あの時の感情が、風や風景を辿って思い出させてくる。

夏って罪だ。

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