飛騨高山の街並み観光に5時間かけたのにそれでも時間が足りない【フォト旅#28】
日本アルプスのお膝元であり、数年前に「君の名は。」の
聖地で盛り上がった、岐阜県・飛騨高山エリア。
飛騨高山の観光地として有名なのが、
JR高山駅のそばにある古い町並み保存地区。
かつて宿場町だったころの建物がまるごと残っている、
まあ「観光地にときどきある」タイプのエリアです。
…が、ここ、過去に2度ほど来訪しているのですが、
それぞれ2時間ぐらい時間があったにも関わらず、全く回り切れずに終了。
それならばと、今回は念には念を入れて
街並み歩きに5時間かけたのですが、それでも足りませんでした。
1.宮川朝市
正確には街並み保存地区ではないのですが、
すぐ近くの川沿いで開催される朝市。
朝市といいながら、ここのは午前中いっぱい開催されており、
この辺に泊まっていなくても立ち寄ることができます。
朝市ではフレッシュな牛乳が売っていたり、
焼きたてのクロワッサンが売っていたり、
「玉天」とかいう不思議な食べ物が売っていたり、
とにかくお店がたくさんひしめいています。
後から知ったけど富山銘菓らしいですね。
朝市、お店の密度はお祭りの出店並み、
それでいて数百メートルにわたって続いているので、
まあこちらも時間が溶ける溶ける。
朝市を出て、気づいたら11時半。
飛ぶように1時間が過ぎていました。
2.街並み保存地区
さて、いよいよ真打の街並みエリアに向かいます。
何の変哲もなかった商店街から
一歩足を踏み入れた瞬間にこれ。エモの暴力。
建物が建物だけあって、暖簾やら看板もレトロ感が溢れてます。
いうなれば一面全部古民家カフェみたいなもん。
そりゃ雰囲気出るわと。
ありとあらゆるものが美味しそう。
誘惑が凄いので、お昼ご飯は食べ歩きがオススメです。
…お昼を食べた後はおやつの誘惑があります。
色んなお店に目移りしながら街並みを歩いていると、
ついに見つけてしまいました。
「日本酒のテーマパーク」。
声に出して読みたい日本語にしたい。
分かる人には分かる「ゲーセンでメダルを交換する機械」で、
好きな枚数のコインと交換します。
で、好きな日本酒サーバーにコインを入れると試飲ができるという。
言うなれば新潟の「ぽんしゅ館」スタイルですね。
このテーマパークには中庭があるので、
春先ぐらいまでは雪見酒をすることもできます。
素晴らしい。
3.まとめ
…とまあ、食べ歩きに買い物に試飲にと
楽しい限りを尽くしていたら、時刻は15時前。
10時に着いて、朝市で1.5時間、
街並みでは3時間経った計算になりますね。
で、これだけ時間を取ったので
無事街並み観光は満喫できたのですが、
近隣施設に入っている時間は全くありませんでした。
5時間近く時間をかけても攻略しきれない高山の街、強いが過ぎる。
今回は街並み保存地区周辺に絞りましたが、
高山駅周辺とかにも良さげなカフェがいっぱいあったり、
本当に誘惑が尽きない場所でした。
時間が無くて通り過ぎるだけだったけど。
やっぱり高山をフル攻略するには泊りがけになりそうです。
(早朝で人のいない街並みも見てみたい…)
15:33、特急ひだに乗ってそのまま大阪へ。
ちなみにあまり知られてないかもですが、
高山⇔大阪、列車では4時間、車では5時間かかるので、
特にレンタカー返す人は帰りの時間にはお気をつけて。
コンテンツが多くて楽しい一方でめちゃくちゃ時間距離がある恐ろしい街です。また行くからな。
おわり。
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