【フォト旅#8】新年の鉄道版ご朱印めぐりが意外とエモかった話
18きっぷを買ってゆったり旅がしてみたい人。
もしくはそういうスロートリップが好きな人。
鉄道版ご朱印めぐりはいかがでしょうか。
(記事なげえな!と思った人は
⑤樽見鉄道から見ることをおススメします)
2021年1月2日
新年。
年末がバタバタする一方で、何故か時間がある年始。
せっかくなので、どこかへ出かけたい。
とはいえ世が世なので、人と会うのはもちろんNG。
さらにはGoTo停止中なので、飛行機・新幹線とかの遠出もNG。
(割り引き効かないし)
というわけで、昔に散々お世話になった18きっぷを片手に、
鉄道版ご朱印=鉄印めぐりをしてきました。
鉄印とは?
ここに書いてある通りですが、「第三セクター」と呼ばれる分類の鉄道会社が出している、鉄道会社版のご朱印です。
本家のご朱印同様、行った先の鉄印を鉄印帳にコレクションしていくというのが主な目的となっています。
ちなみにアメトークの「鉄道芸人」の回で紹介されてました。
自分もそれで知って、佐世保に行ったときに買いました。
(たぶん↑には書いてないけど)
(余談)鉄印集めに18きっぷは意外と合う説
ちなみに鉄印をもらうには、その鉄道会社の乗車券(フリーパス可)が必要です。あと300円(記帳料)。
なので、「車移動だけで各会社の鉄印を集める」みたいなことは不可。
そして、三セク鉄道は基本的にJRの駅で乗り換えが可能です。
(なぜかは知らんけど)
ということは、
鉄印集めの旅 = JRに乗りまくる(時間・距離的に)
=青春18きっぷとの相性がいい
といえるわけですね。
もちろん、めぐる場所にもよるので一概には言えませんが、
少なくとも今回はそうだったので、調べてみる価値はあると思います。
①信楽高原鐵道(滋賀県) エモ度★★★★☆
今回の旅は1泊2日です。
最初は、滋賀県にある信楽高原鉄道へ。
ルートとしてはこんな感じ。
大阪を朝に出たら昼前着。
信楽駅。
降り立った途端すぐタヌキ。
道を歩けば信楽焼。
名物を推すことに余念がありません。
信楽駅では1時間ほど時間があるので、
散策しながらお昼ご飯を食べます。
が、目星をつけていたうどん屋さんが、
まさかの年末年始休業中。
こちらもお休み中。
まあなんとなくそんな気はしてましたけどね……。
(セブンイレブンがあるのも調査済みだったので事なきを得た)
散策中に見つけた神社。
良い感じ。
信楽駅周辺、特に観光名所があるわけでもないので人も少なく、
観光バリバリしたい人には向いてないですが、
落ち着いた旅をしたい人にはちょうどいい場所です。
駅前のバス停なのに、バスが1日1往復っていうのがもう、
ビリビリきますよね!(好きな人には)
あと、信楽高原鐵道、列車に乗ってる間も結構楽しかったですね。
写真のように1区間だけ距離が開いてる駅間、
蓋を開けてみると、10分弱ひたすら列車が勾配を登り続けるっていうヤバい区間だった。
貴生川駅(始発駅)から1駅でここまで上がってくる。
マジでアトラクションか何かかと思ったし、
ディーゼル車がブオンブオン言いながら延々登っていくので、めちゃくちゃ応援した(心の中で)。
②伊勢鉄道(三重県) エモ度★★★☆☆
貴生川に戻ってきたあとは、そのまま東に向かいます。
時間的には大したことないんですが、
柘植~亀山間は本数が少ないので、事前に調べていかないと大変なことになります。
そんな亀山駅。ノスタルジーがあふれ出ている。
これだから田舎駅はやめられん……(中毒)
JRと伊勢鉄道の乗換駅、河原田駅。
写真ではわかりづらいですが、JRホームからだと、
階段を上がって盛り土の下をくぐり、さらに階段を上って乗り換える。
なかなか見ないホームのつくりをしていて結構びっくりしました。
乗り換えに待ち時間が少しあったので撮影。
ローカル路線、架線がないのもエモさに一役買ってますよね。
電線があるとやっぱり写真がごちゃごちゃするし。
ちなみに鉄印がもらえる鈴鹿駅ですが、割とマジで何もないです。
近くの鈴鹿市駅(近鉄)はそこそこ栄えているので、暇を持て余した場合はそちらに行くのが吉。
日が落ちるのも早いので、
帰りの電車の時間になったころには辺りは真っ暗。
この時間になると駅員もいないし、ホームに上がっても待つ人はいないし、駅の周囲には車も人の気配もない。
怖い、と感じる人もいると思いますが、
個人的にはたまにはこういう瞬間も結構好きだったりします。
③愛知環状鉄道(愛知県) エモ度★☆☆☆☆
鈴鹿駅を出た後は名古屋で宿泊し、2日目。
JR岡崎駅まで移動し、愛知環状鉄道に乗ります。
中岡崎駅。
気になっていた八丁味噌工場は年末年始休業中。
まあ工場だもんな……。
ちなみに愛知環状鉄道、他の三セク鉄道に比べてかなり利用者が多く、電車も1時間に3~4本走っています。
旅程は組みやすいけど、エモという点では少し劣ってしまう感じ。
④熱田神宮(愛知県) エモ度★★☆☆☆
岡崎から名古屋に戻る途中、電車が普通は停まらないはずの熱田駅に臨時停車(おそらく初詣需要のため)。
これも何かの縁かと思い、ちょっと寄ってきました。
JR熱田駅から熱田神宮は少し距離があるので、
こんな感じの商店街を歩いていきます。
やっぱり新年だからかそこそこ人がいた。
でも例年よりは圧倒的に少ないんだろうなあ。
おみくじは小吉でした。
⑤樽見鉄道(岐阜県) エモ度★★★★★
初詣が終わった後は熱田駅に戻り、西に進んで大垣駅へ。
今旅の最後は樽見鉄道です。
いやいやいやいや。
まだ切符買ってもないのにもうエモいな??
CDのジャケットかと思ったわ。
しかも樽見鉄道、切符買ったらこれですよ。
手書き……。
ええ…すご……。
さらにさらに、列車に乗れば車窓が一面の雪景色になる。
鉄印がもらえる本巣駅で降りればこの風景。
そんな本巣駅にあった券売機がこれ。
(残念ながら故障してましたが)
エモの乱れ打ちやんけ…なんですかこれ……。
土地柄雪まで積もってるのが本当に最高……。
本巣駅、帰りの列車まで70分ほどあったので、
さすがに周辺を散策します。
エモ踏切。
意外と近くて隣駅まで来てしまった。
一面の雪。
雪。
こういうカット、PVとかにありそう。
本巣駅付近。
車庫の真横に歩道があるので列車がめっちゃ近い。
隣駅まで、Googleマップ的には往復40分って感じでしたが、
景色凄すぎて写真撮りまくってたら1時間かかりました。
帰りの列車が来た。
このホームの屋根にこの列車。そしてこの雪。
帰る最後の最後までノスタルジーに満ち溢れていました。
いや、恐ろしかった…樽見鉄道……。
まとめ
・今回のエモい鉄道ランキング
樽見鉄道 > 信楽高原鐵道 > 伊勢鉄道 > 愛知環状鉄道
・かかった費用
18きっぷ×2日分 4820円
宿泊@名古屋 2400円
信楽高原鉄道 940円
伊勢鉄道 440円
愛知環状鉄道 460円
樽見鉄道 1140円
鉄印記帳料 1200円(4社分)
合計…………11,400円
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