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【図解】Wantedlyの使い方7ステップを、1000応募あつめる私が解説します!

「採用にはWantedlyが良い」って聞いたから、とりあえず登録してみた。

でも、Wantedlyってどんな媒体なのかいまいち分かってない。

なんかいろいろ設定することが多そうだし、使い方も難しそう。

自分に使いこなせるかな……。

そんなお悩みをお持ちのあなた。

これまでに自社Wantedlyで1000応募を獲得した安田が、効果的なWantedlyの使い方7ステップを解説します!


そもそもWantedlyってどんな媒体?

Wantedlyは会社のミッションや価値観への共感で求職者とのマッチングを図る、いわゆる「理念型採用」が可能なサービスです。

国内のWantedly登録ユーザー数は400万人超(※)。20~30歳のミレニアム世代を中心に、さまざまなユーザーと出会うことができます。

※2024年5月7日時点

20秒で分かる!Wantedlyのメリット・デメリット

Wantedlyはほかの求人媒体とは異なり、給与条件の記載ができません。

その代わりに、面談などを通して会社のパーパスを理解してもらえるため、入社後のミスマッチがおきにくいメリットがあります。

この特性を理解した上で、ほかの採用媒体と使い分けることがポイントです。

【図解】Wantedlyの使い方 7ステップ

ここからは、効果的なWantedlyの使い方を説明します!

1. 会社ページをつくる

1-1. 会社情報を入力する
会社の住所、会社HPのURL、設立年月、創業者名、社内メンバーの人数を入力する。

1-2. カバー画像を設定する
横2560px × 縦800px(推奨サイズ)のカバー画像を設定する。

1-3. ミッションを入力する
①「タイトル」に会社のミッションや理念を入れる(最大30文字まで)
②ミッションや理念について深堀りした文章を入れる(最大255文字まで)

1-4. 価値観(最大6個)を入力する

・チームワーク
・ワークスタイル
・成長
・意思決定
・エンジニアリング

上記5テーマの中からあてはまる価値観を最大6個選び、説明文を入力する。(各項目255文字まで)

▼ブラウザ版で見ると、選んだ順番で1~3番目は大項目として表示されます。

説明文には「入社後半年で課長に昇進して20代で執行役員になった」など、事例を交えるのがポイント。

人気のある企業は「若手が育ちやすい」という項目を入れていることが多いので、当てはまるなら設定しておくことをおすすめします◎

1-5. 「私たちについて」を設定する

①なにをやっているのか
どんな事業・サービスを提供しているのか、どんな課題を解決しているのかを説明する。(最大2000文字まで)

※画像は最大2枚、キャプションは最大255文字まで設定可能

文章を考えるのがむずかしいという方は、下記の作成例を活用してください!

《作成例》
ーーーーーーーーーー
私たちは~~な課題を解決するため、○○事業を通して社会を“ちょっと効率的”にしています。
【主な事業内容】
・○○サービス
・○○サービス
現在提供している○○サービスは、顧客満足度〇%を誇るなど、多くのユーザーからご好評をいただいています。
ーーーーーーーーーー

②なぜやるのか
なぜ会社を設立したのか、なぜその事業・サービスをしようと思ったのかを説明する。(最大2000文字まで)

ここは社長の想いが一番反映しやすい項目です。

採用担当や広報担当の方が作成される場合は、かならず社長にインタビューを行って作成しましょう!

※画像は最大2枚、キャプションは最大255文字まで設定可能

《作成例》
ーーーーーーーーーー
「○○」というビジョンのもと、○○事業を運営してきた私たち。
〇年〇月現在の社員数は〇名、売り上げも順調に伸びてきています。
今後は○○という目標をクリアすべく、メンバー一丸となって~~していきます。
ーーーーーーーーーー

③どうやっているのか
チームの文化やはたらく環境の情報をおり交ぜ、どのように事業を行っているのかを説明する。(最大2000文字まで)

【知っておきたいWantedly豆知識💡】
福利厚生の記載はNGなのが大きな特徴のWantedly。
じつは、制度を制定した理由をきちんと書けば、ここに福利厚生を記載することができるんです!
ちなみに、私が所属するグランネットでは、社員の健康と公平さを保つため「非喫煙者手当」なるものが存在します。
※募集記事のタイトルには入れられないのでご注意を!

2. 会社メンバーを追加する

会社のWantedlyアカウントに社内メンバーを招待する。

【手順】
管理画面の「メンバー管理」から、メンバーのメールアドレスを入力して「メンバー追加」ボタンをクリック。

下の画像のように、部署ごとにメンバーを振り分けたり、部署の説明文を入れたりすると、チームの雰囲気が伝わりやすくなります◎

3. 募集記事を作る

3-1. 雇用形態と職種を入力する
雇用形態と職種、それぞれの項目からあてはまるものを選択・設定する。

▼サブ職種を入れるとここに表示されます。

3-2. 募集タイトルを入力する
37文字に収まるように、募集記事のタイトルを入力する。

※給与や福利厚生などの条件の記載はNG

ちなみに、最近募集タイトルのガイドラインが厳しくなっており、私もたまに差し戻しを食らうことがあります…。

どんな内容がガイドラインに引っかかるのか、事前に確認しておくことをおすすめします!

ガイドラインについて詳しくはこちら

3-3. カバー写真を設定する

ちなみに、おすすめの写真レイアウトなんかも存在します。
たとえば…

・メンバー全員の集合写真(オフィスで一番映えそうな場所で)
・座っているメンバーと立っているメンバーがいる、動きのある写真
・カメラ目線orあえて視線を外した、複数人の立ち写真 など

きれいなオフィスが自慢の企業は、ぜひとも映えスポットで写真を撮ってください!

※書類やPC画面など、写るとまずそうなものはモザイク処理を徹底しましょう

同じ画角ばかりの写真にはせず、色んなパターンを試してみてくださいね。

3-4. 面談場所・募集の特徴を指定する
オンラインでの面談が可能な場合、「オンライン面談OK」を選択するのがおすすめ。

3-5. メンバーを連携させる
代表や採用担当者、該当職種のメンバーなど、募集に関わるメンバーを連携させる。

3-6. 会社について紹介する
事前に作成した会社ページの情報を使用するか、募集記事用に新たに会社の紹介文章を書くかを選ぶ。

とくに変更する必要がない場合は、会社ページの情報をそのまま載せましょう。

3-7. 募集ポジションの詳細を書く
どんな仕事をするのか、その仕事にどんな魅力があるのか、歓迎するスキルは何かなどを書き込む。(最大2000文字まで)

※給与の記載はNG

デスクトップ版の場合、求人を検索したときにこの項目の冒頭部分が表示されます。

じつは、この部分がけっこう大事。絵文字を入れるなどの工夫を凝らして目立たせましょう。

お花の絵文字で囲んだり、仕事内容を簡潔に書いたり……

3-8. 募集の設定を完了させる

①候補者について知りたい項目を選択する
②「検索キーワード」を入力する

Wantedly内で求人を探す際にユーザーが検索しそうなキーワードを、できるだけ多くいれておきましょう。

たとえば、その仕事に関連する単語や雇用形態、勤務地のエリアなど。

キーワード選定に迷った際は、別の求人媒体などが出している検索ワードのランキングを参考にするのもおすすめです。

▼参考:doda「人気の検索キーワードランキング」

「募集を公開する」ボタンを押せば、記事公開の申請が完了!

※公開申請した記事は「審査中」ボックスに移動されます

※Wantedly側の審査が終わり次第、自動的に記事がリリースされます

4. 社内メンバーに募集記事の「応援ボタン」を押してもらう

せっかくこだわりぬいて制作した募集記事。いろんな人に読まれないことには、応募にはつながりません。

まずは社内メンバーに共有して「応援」ボタンを押してもらい、記事を拡散しましょう。

※募集記事がリリースされると、メンバーのアドレスに通知が届きます

※「応援する」を押すと、その人のX(旧:Twitter)やFacebookのアカウントに募集記事を投稿することができます

メールはこのような形で届きます
SNSのアカウントを持っていなくても応援することができます!(2024年7月1日現在)

5. ブログ機能「ストーリー」で記事をつくる

管理画面の「ストーリー」から、インタビュー記事や公開社内報などを制作する。

①ストーリーのタイトルを入力する
②ストーリーに関連するメンバーを紐づける
③カバー写真を追加する ※推奨サイズ:縦1120px × 横2560px
④本文を入力する
⑤公開準備をする

ちなみに、公開する前にWantedlyのストーリーカテゴリに合うタグを設定すると、ユーザーに読まれやすくなりますよ!

赤枠の部分にタグを入れる

▼ストーリー一覧で確認できるタグ
・リモートワーク
・私の就活
・開発秘話
・採用現場から
・社会人一年目
・ワークスタイル
・創業ストーリー
・ココロオドル瞬間
・社員インタビュー

赤枠の項目がタグになる(デスクトップ版)

ストーリーの書き方のコツは、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

6. 募集記事を回し続ける

これまで出した募集記事のなかから効果があったものを参考に、継続的に求人を出す。

※記事を複製する際は、エントリーが多い記事やPVが多い記事を参考にするのがおすすめ

ちなみに、私がエンジニアの求人を出したとき、サブ職種を「システムエンジニア」から「Webエンジニア」に変えると反応が良くなりました🌱

ためしにサブ職種を変えてみるのもいいかもしれません◎

7. 応募をした人にカジュアル面談の連絡をする

ついに応募がきたぜ!!!!(歓喜)

と、雄叫びをあげる前に送っておきたいのが、カジュアル面談の連絡です。

冒頭でもお話したように、Wantedlyは理念型採用の媒体なので、いきなり選考の連絡を入れると次につながらないこともあります。

まずは焦らず、カジュアル面談につなげましょう。

堅苦しくならないように、文中に「!」を入れるのもおすすめ

番外編:スカウトを打って応募者を獲得する

Wantedlyのスカウト機能を使って、マッチしそうなユーザーにスカウトを送付するのも一つの手。

ただし、無料で利用する場合はターゲットの絞り込み機能に制限があるほか、スカウトできるユーザーが限られています。

制限なくスカウトを送りたいなら、追加でプランを増やす必要があります。

無料プランの場合、赤枠の部分しか絞り込むことができないので注意

▼Wantedlyのスカウトで返信率20%にするコツが知りたい方はこちら

まとめ

今回は、応募数を増やすためのWantedlyの使い方7ステップをご紹介しました。

「いろいろ試してみたけど、ぜんぜん応募がこない…」
「たしかにやることは簡単だけど、運用する時間が取れない!」

そんな方は、これまで1000社以上のマーケティングコンサルと採用支援をしてきた私たちに、ぜひおまかせください。

Wantedly採用のキーとなるアナリティクスを有効活用して、応募者獲得をサポートします。

募集記事やストーリーの制作も私たちが行うため、貴方の工数を大幅に減らすことが可能です。

PV数や応募数の集まったタイトルはリストにしてお渡しするので、内製でも問題なく運用できるようになります。

サービスにかかる費用は、Wantedlyの月額利用料+運用代行費のみ。

何名採用しても、手数料は一切かかりません。

自社Wantedlyのどこを改善すれば応募が増えるのか知りたい方には、無料のWantedly診断レポートをご提供しています。

気になる方は、ぜひお声がけください!

▼ご相談はこちらから!
https://service.grannet.co.jp/wantedly/

▼チャットワークからも受け付けております
https://www.chatwork.com/gippei


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