倒産した不動産屋から130万円回収した話_2
・どこに建てようか?
Yさんが来る前から、家を建てる話は嫁さんとの間で出ていました。
どこに建てるかということについて、いろいろ意見がありました。
義父は特になし。
義母さんは「遠くに引越すのはダメ。同じ市内に建てて」
実父は「どこでもいいぞ」
実母は「お父さんはああ言っているけど、近くが良いと言っている」
嫁さんは「子供が生まれることを考えると実家の近くが良い」
私は「仕事の都合があるから駅の近くが良い」
結論として嫁さん実家と同じ市内で、駅まで20分以内が良いとなりました。
嫁さんは自分の思った通りの間取りが良いようで、建て売りは嫌だと。
その為にあちこち土地を見に行きました。
・駅までバスで30分のところ
→川の近くで過去に氾濫して床上浸水したことのある地域だった
・隣の市だけど駅まで徒歩で行けるところ
→抽選に申し込んだがはずれ。造成のために掘ったら注射器発見と話題に!昔は大きな病院でもその手の物は、埋めておしまいが多かったそうです。
・義母の知り合いの不動産屋に紹介されたところ
→急勾配の法面に空中庭園の様な事になっていて、ヒュンヒュンするw
・細い私道の奥の土地
→車がやっと1台通る道(幅2m無いように見えました)が10m程あって、その奥にあるすり鉢の底の様な実質狭い土地。周囲は建築済みでいわゆる「旗竿地」と呼ばれる形状。なおかつ地境から1m下がって建てる、北側斜線に配慮って、ドMですか……
こんな感じで土地探しに難航している時にYさんが来たんです。
第一声は頼りなさげでしたが、頂いた名刺には宅建協会会員のマークがあり、宅地建物取引主任者の資格もお持ちの大変優秀な方でした。
飛んで火にいる夏の虫とはこのことで、まともな土地に飢えていたんですよ。でも建築のみで土地だけでの扱いはされていないとのことでしたが、土地探しにご協力いただけるとのことで、嫁さんと一緒に話を聞きに事務所へ行きました。
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