みどり色の人魚。
最近の私の蘇った記憶によると、どうやら私はその昔『人魚』だったらしい。鱗の部分が深いみどり色と少し青みがかった色の、『人魚』。
あー、だから!色々納得する。
だからくじらね、一緒に泳いでたんだね。
いつもいつも、その家族の横に並び、時にはその家族を眺め、楽しい思い出なのだ。
楽しい記憶。
人魚姫のお話が好きだったけど、いつもお話が終わりに近づくにつれてモヤモヤして本を閉じてしまう。
遠い遠い、うっすらとした記憶。
魂レベルの記憶。
深い深い海の色への恐怖は、きっと大好きだった海にたくさんのエネルギーが沈んでいった時の映像が強く残っているから。
でももう、解放されて。と、もう大丈夫、恐がらないで。と、いわれているのがわかる。
「いつも見守っているよ。」と、囁く声がきこえるのだ。頭の中に降ってくる感覚。
そう。みんな今、解放のときなんだ。
過去のしがらみや、哀しみや、喜びもすべて。一旦手放して、また新しいエネルギーを得ていくこれからなのだ。
新しいステージの始まりなのだ。
自分の安心する場所を求めて。軽やかに、ゆるゆると、進んでいくんだ。
あなたのペースが正解で、どれも間違いじゃない。
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