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五感を研ぎ澄ます

コロの特徴として嗅覚と味覚がなくなるのはなぜだろうか。
2年前、蔓延する前の年末に体調を崩した。
年末の大掃除の翌日、朝起きたら息苦しい。
喉から肺にかけて何かが張り付いたようになり呼吸がうまくできない。
痰を出そうとしても空咳だけで苦しい。
熱を計ると微熱。
実家に帰る予定だったから焦る。

とにかくマスクを付けて、新幹線に飛び乗り実家で眠らせてもらった。
熱は一度下がるもののまた上がるを繰り返す。
身体の怠さは気持ち悪い感じ。
神経痛のような熱ではないけれど、起き上がっても何もする気になれない。
一番嫌だったのは食べ物の味がわからなかったこと。
卵の味もニラの味もしなかった。
おかしいと思いながら熱が下がるまで横になる。
家に戻ってから本調子になるまで約2週間かかった。

後にコロナという肺炎が流行ってると知る。
症状を見ると「もしや」な感じ。
抗体検査はしていないけれどおそらくそうだろう。

うちは子どもの頃から風邪を引いても基本薬は飲まない。
よほどの熱の時は臀部への注射か坐薬で治していた。
自分の身体の不調を感じることができるかどうかはとても大切だと思う。
普段一番調子が良い時を知っておくのも大事。
薬は絶対ダメということはないけれど、自己免疫で自然に治す方が好き。

最近は不調が耳下に出る。喉から耳の違和感。
なにかおかしいという感覚は研ぎ澄ませておきたい。

嗅覚味覚がなくなったら何を食べてるのかわからなくなる。
それってちょっと怖い。

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