施設の中は見えたほうが良い
塾、学童、保育園、デイサービス、いわゆる人を預かる施設で屋内がまったく見えないところがある。多くはカッティングシートで窓部を多い、外から中を覗かせないようにしている。
この秘密主義をやめたらいかがだろうか?
中が見せられないのか?
虐待でもしてるのか?
何なん?
とても不安である。
私の施設は外から覗けるようにした。だって、雰囲気を感じ取って欲しいから。何時間も見ていたり、写真を撮られたりしたら困るが、そういう方にはご遠慮いただければ良いし、注意書きをしておけば問題ない。そもそも、そんな方はいなかった。
だから、窓をびっしり覆い隠している施設の意図が、正直分からないのである。
中に居るほうも不快だ。窓である。窓から外を眺めたい。窓とはそういうものだ。窓は外を見ることができるから窓なのであって、外が見られないならそれは壁だ。
外国の家屋は意外と夜でも屋内が見えているお宅が多い。屋内をじろじろ見たりしませんよ、というマナーが定着しているからだ。だから、窓を覗き込むような人もいない。日本は逆なのか? 屋内が見えたら人はこぞって中を見たがる人種なのか?
自宅でもカーテンを閉めない時もある。「外から見られたくない」より「外が見たい」が勝っているからだ。さすがに裸だとカーテンは閉じるがね。
自宅の話は、私を含めてご勝手に、という話だが(笑)、公共性を伴う施設では屋内は一定部分でも見えたほうが良いと、私は思う。
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